よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2_概要(施策目標Ⅰ-9-1) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00152.html
出典情報 政策評価に関する有識者会議 医療・衛生WG(第18回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「臨床研究・治験の推進に関する今後の方向性について
内容

2019年版とりまとめ」

<背景>
平成27年に臨床研究中核病院を医療法(昭和23 年法律第205 号)に位置付ける等の臨床研究・治
験を取り巻く環境の変化
<対応>
厚生科学審議会臨床研究部会において、今後の臨床研究・治験活性化施策について議論し、以下の
通り、臨床研究・治験の推進に係る五つの基本的考え方をまとめた。


「新薬・新医療機器等の開発」と「診
療の最適化のための研究」のバランス



革新的な医薬品、医療機器等の研究開発
の推進
質の高い医療の提供には、市販された医
薬品同士を比較し診療ガイドラインの改
善につなげることや、医薬品を用いない
手術・手技に係る研究など、診療の最適
化に係る臨床研究も行うこと


小児疾病・難病等の研究開発が進みに
くい領域の取組
既存の臨床研究中核病院や製薬企業等に
よる取組の下では、必要とされる研究開
発がなかなか進まない疾病領域、すなわ
ち小児疾病や難病等の重要な領域の臨床
研究・治験に関して、国として、領域を
特定した取組を行うこと

人材育成の強化と財政的リソースの効
率化



研究実施に加え、研究開発を支える人材
育成を強化するとともに、人材等のリ
ソースをより一層効率的に活用すること
臨床研究中核病院とその支援先機関に求
められる役割や体制を整理するとともに、
研究者及び研究支援人材の質向上も含め、
研究開発の効率性を高めること


国民・患者の理解や参画促進
国民・患者の臨床研究・治験への理解や
参画が十分でないことも臨床研究・治験
を進める上で課題となっているとの指摘
国民・患者の臨床研究・治験に関する理
解や参画を促す取組を行うこと

リアルワールドデータの利活用促進
質の高い診療・研究の実現や、特に高い
資源投入が要求される開発後期の臨床試
験規模の適正化等を図るため、欧米と同
様、薬事分野をはじめとして、リアル
ワールドデータの利活用を促進すること



その他
臨床研究法の運用改善
認定臨床研究審査委員会の質の平準化
一般の立場から意見を述べる委員及び意
見集約を行う委員長向けの研修
特定臨床研究の薬事活用
国際共同臨床試験の体制整備など

8