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資料3-2_概要(施策目標Ⅰ-9-1) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00152.html
出典情報 政策評価に関する有識者会議 医療・衛生WG(第18回 7/14)《厚生労働省》
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バイオシミラーの品目一覧と置換え状況
バ イ オ シ ミ ラ ー ※ 品 目 一 覧(2025年4月現在)
上段:販売名(主な効能)
発売日
下段:製造販売業者名
(初発)
ソマトロピンBS皮下注(先天性の低身長症の治療)
1
2009.9
(サンド)
エポエチンアルファBS注(透析施行中の腎性貧血の改善)
2
2010.5
(JCRファーマ)
フィルグラスチムBS注(がん化学療法による好中球減少症)
3
2013.5
(富士製薬、日本化薬)
インフリキシマブBS点滴静注(関節リウマチの治療)
4
2014.11
(日本化薬、セルトリオン、あゆみ製薬、日医工、ファイザー)
インスリングラルギンBS注(糖尿病の治療)
5
2015.8
(日本イーライリリー、富士フイルム富山化学)
リツキシマブBS点滴静注(B細胞性非ホジキンリンパ腫の治療)
6
2018.1
(サンド、ファイザー)
エタネルセプトBS皮下注(関節リウマチの治療)
7
2018.5
(持田製薬、陽進堂、日医工)
トラスツズマブBS点滴静注用(乳がんの治療)
8
2018.8
(セルトリオン、日本化薬、ファイザー)
アガルシダーゼ ベータBS点滴静注(ファブリー病の治療)
9
2018.11
(JCRファーマ)
ベバシズマブBS点滴静注(悪性腫瘍の治療)
10
2019.12
(ファイザー、第一三共、日医工、日本化薬)
ダルベポエチンアルファBS注(貧血の治療)
11 (JCRファーマ、三和化学研究所、ヴィアトリス・ヘルスケア、協和キリンフロン 2019.11
ティア*)
テリパラチドBS皮下注(骨粗鬆症の治療)
12
2019.11
(持田製薬)
インスリンリスプロBS注(糖尿病の治療)
13
2020.6
(サノフィ)
アダリムマブBS皮下注(関節リウマチの治療)
14
2021.2
(協和キリン富士フイルムバイオロジクス、第一三共、持田製薬、日本化薬)
インスリンアスパルトBS注(糖尿病の治療)
15
2021.5
(サノフィ)
ラニビスマブBS(眼科用製剤)
16
2021.12
(千寿製薬)
ペグフィルグラスチムBS皮下注
17
(がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制) 2023.11
(持田製薬、持田製薬販売)
ウステキヌマブBS皮下注(尋常性乾癬、関節性乾癬)
18
2024.5
(富士製薬、陽進堂注、セルトリオン注)
アフリベルセプトBS(眼科用製剤)
薬価
19
(グローバルレギュラトリーパートナーズ注、バイエル薬品注*)
未収載
注 2025年4月時点では、薬価未収載

バ イ オ シ ミ ラ ー ※の 置 換 え 状 況
ソマトロピン

100%

エポエチンアルファ

品目によって置換え
状況に違いが大きい。

フィルグラスチム

80%

インフリキシマブ
インスリン グラルギン
リツキシマブ

60%

エタネルセプト
トラスツズマブ
アガルシダーゼ ベータ

40%

ベバシズマブ
ダルベポエチン アルファ
テリパラチド

20%

インスリン リスプロ
アダリムマブ

0%

インスリン アスパルト
2014

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2021

ラニビズマブ

2022

坂巻 弘之 日本のバイオシミラーのサステナビリティを考える.国際医薬品情報No.1221 p.10-15, 2023年3月13日号
(厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課にて一部改変)
出所:厚生労働省「NDBオープンデータ」をもとに作成(件数)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177221_00002.html
注:NDBオープンデータには、DPCを始めとする薬剤費が包括して算定される場合は、データに含まれないため、フィルグラスチム、エポエチンアルファ
については低めの推計値となっている。ソマトロピン は、ジェノトロピンに対するシェア。 インスリングラルギンの先行品に「ランタスXR」は含まない。

バイオシミラーの置換えイメージ
<目標のイメージ(2029年)>

<現状のイメージ(2024年)>
現在

目標
0%

50%

100%

0%

50%

100%

厚生労働省「医薬品価格調査」に基づき、バイオシミラーに数量ベースで80%以上置き換わった成分数を全体の成分数で割ったもの。現
状(2024年度)では、バイオシミラーに80%以上置き換わった成分数は22.2%(=4成分/18成分)、バイオシミラーの市場規模は約
866億円。
※本資料においては、先発バイオ医薬品と有効成分等が同一である後発品(いわゆるバイオAG)も「バイオシミラー」に含めて記載。

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