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資料2_薬局薬剤師によるHIV専門医療機関との連携等について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59230.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第15回 6/30)《厚生労働省》
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HIV治療薬の進歩と薬剤師業務の変化
多剤併用
療法

1999年

2003年

2005年

2015年

2022年

サニルブジン+ジダノシン
+インジナビル

ジドブジン/ラミブジン
+ロピナビル/リトナビル

テノホビル /エムトリシタ
ビン+エファビレンツ

ドルテグラビル/
アバカビル/ラミブジン

カボテグラビル
+リルピビリン

アドヒアランスへの
薬剤師の介入が重要
薬薬連携の促進

未だ内服薬が主流
注射薬も内服導入
が必要なため、引
き続き薬薬連携が
重要

薬剤服薬
イメージ
服薬指導
は副作用
管理・
DDI確認
が主体

主な
副作用

副作用管
理・アド
ヒアラン
ス重視

吐気、下痢、ミトコンドリア障害、 吐気、下痢、出血
乳酸アシドーシス、腎結石、
糖尿病、脂質異常症
リポジストロフィーなど
など

腎障害、発疹、吐気、下痢、 不眠症、体重増加
精神神経症状
など
など

注射部位反応(疼痛、結節、
硬結)など

副作用は少なくなったが、アドヒアランスの確保は引き続き重要→院内外の一貫したフォロー体制が求められる
薬物相互作用
添付文書併用
禁忌

22 剤
(CYP3A4阻害)

19 剤
(CYP3A4阻害)

9剤
(CYP3A4誘導)

0剤

経口:13剤(5+8剤)
注射:13剤(5+8剤)

副作用管理>薬物相互作用>アドヒアランス>薬剤耐性・・・
薬剤師の業務
薬学管理
イメージ

副作用管理<薬物相互作用<アドヒアランス<薬薬連携

HIV感染症のみならず、慢性疾患(高血圧・
DM・高脂血症など)も含めた介入が必要

HIV治療薬の変化と共に薬剤師の業務は変化している

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