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資料2_薬局薬剤師によるHIV専門医療機関との連携等について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59230.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第15回 6/30)《厚生労働省》
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HIV感染症における薬剤師の役割分担と連携
薬剤師の業務

介入内容

病院薬剤師

薬局薬剤師

患者への服薬支援(服薬指導)
・ライフスタイルに合わせた服薬支援
・食事の影響確認
・併用薬・サプリメントの確認

治療開始前





治療開始時





治療開始後(継続)





医師のタスクシフト

ART処方提案(PBPM等)





薬物相互作用(DDI)確認・代替薬提案





○(院内)

●(在宅)

チーム医療

多職種カンファレンス・質疑応答・情報共有

治療効果・副作用・アドヒアランス

服薬アドヒアランス確認・指導





免疫機能(CD4)、ウイルス量(VL)確認





腎機能・肝機能



△(処方箋印字)

血中濃度測定





薬剤耐性変異確認・代替薬提案





△(お薬手帳)

●(電子処方箋・マイナ保険証)





Polypharmacy対応

薬剤重複確認(他院の処方薬)・残薬・DDI確認
サプリメント確認・DDI

薬剤管理・安定供給

在庫管理(血液製剤を含む)

○(薬局と連携)

●(在宅・配送)

地域包括ケア

地域連携

△(薬局と連携)

●(薬剤師訪問・デイサービス)

教育・研修・研究

人材育成、研究





【院内外共通】 院内外の薬剤師による服薬アドヒアランス維持への介入・DDI確認・在庫管理
【薬局薬剤師が中心となって実施できる事項】
・長期に渡って継続した服薬支援(アドヒアランス維持)
・かかりつけ薬局として、服用薬の一元管理
・重複投与、Polypharmacy対策としての処方提案、無駄な薬剤費の削減
・医療機関と連携して適切な在庫管理
・薬剤師訪問サービス、在宅医療、地域との連携

•地域におけるHIV診療の質の向上
•医療費への貢献が期待できる

薬局薬剤師と病院薬剤師が相互に連携することが重要

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