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資料2_薬局薬剤師によるHIV専門医療機関との連携等について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59230.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第15回 6/30)《厚生労働省》
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HIV領域の専門医療機関連携薬局:患者と地域医療への貢献
高薬価薬の課題克服と社会制度活用による治療継続支援
現状と課題

専門薬局化の意義:薬局・地域医療メリット

・抗HIV薬は高薬価(月約20万円)、個々の薬局での在庫・管理
リスク大である

・在庫リスク分散:地域薬局間での医薬品融通体制構築により、
欠品・過剰リスクを低減する

・瓶単位指定の薬局も多く積算残薬の把握が困難
・公費対象・非対象が応需薬局によって曖昧→医療資源にも影響

・地域医療連携の強化: 拠点病院との情報共有・連携を強化し、
さらに地域の他薬局への知識・情報提供を推進する

・若年患者が多く、転居・転職に伴う制度変更対応が頻繁である

専門薬局化の意義:医療事務によるMSW的サポート

※専門且つ高額薬剤調剤への制度的支援(加算等)
検討も重要である

経済的負担の軽減:


月額21.2万円 → 健保6.5万円→ 自立支援1万円→ 障害者助成0円

意図しない積算残薬の解消:瓶単位ではなく他の処方日数に合
わせた柔軟な日数対応で明確に残薬を把握

HIV領域の専門医療機関連携薬局は患者の経済的・心理的
負担を軽減し、治療継続を制度面からもサポートする。
また、薬局の高額薬価の在庫リスクを分散し、

制度活用支援:複雑な申請・更新手続きを薬局が事前案内などを
通じてサポート。公費対象外薬剤の適正負担と患者教育

地域医療提供体制の一翼を担う
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