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【資料1-3】脳卒中、心血管疾患に資する危険因子について(岡村参考人) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58883.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第14回 6/18)《厚生労働省》
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危険因子の脳卒中・心血管疾患に対する人口寄与危険割合
国内の地域コホート研究(これらのpooled analysis含む) 24報のnarrative reviewから
高血圧 20~40%
喫煙 20~30%(男性)、10%(女性)
糖尿病・耐糖能異常 10~20%
心房細動 1~5%(脳梗塞)
脂質異常症(高LDL、TC、non-HDL) 10~20%(冠動脈疾患、アテローム血栓性梗塞)
慢性腎臓病 5~20% ※危険因子というよりは臓器障害に近いハイリスク状態
メタボリックシンドローム 10~20% ※他の危険因子と同時に評価するのは困難

現状では、日本人の脳卒中・心血管疾患への寄与が最も大きい危険因子は高血圧、
次いで喫煙(特に男性)である。
※ この結果は、研究の特性上20年以上前の日本人を追跡した結果であり、現在の危険因子の有病率
やその推移を注視する必要がある。
※ 心不全やその他の血管疾患の地域疫学研究の知見は乏しい。
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