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【資料1-3】脳卒中、心血管疾患に資する危険因子について(岡村参考人) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58883.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第14回 6/18)《厚生労働省》
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国際共同研究の知見

The Global Cardiovascular Risk Consortium

脳卒中・
心血管

国際的には、脳卒中・心血管疾患の発症への寄与は、収縮期血圧値が22~29%である
次いでnon-HDLコレステロール値、糖尿病、喫煙と続く
脳卒中・心血管疾患の発症に対する人口寄与危険割合
100%
80%
60%

40%
20%

22%
8%

29%

17% 15%

8%

11%

7%

10%

15%

0%
BMI

収縮期血圧 Non-HDLC値 喫煙(現在)

男性

糖尿病

女性

34か国112コホート研究1,518,028名(年齢中央値 54.4歳、54%が女性)を1964年~2020年から7.3年(中央値)追跡
(日本人2コホート約2万人強を含む)
*アウトカムの定義:初発の致死的・非致死的心筋梗塞、不安定狭心症、冠動脈血行再建、虚血 and/or 出血性脳卒中、心臓死ま
たは分類不能の循環器病死
Global Cardiovascular Risk Consortium. N Engl J Med 2023 ;389:1273-1285.

→国ごとに危険因子の有病率や疾患との関連、病型などは異なり、欧米のスコア等を東アジア人に適用すると循環器病
10
のリスクを過大評価 (Nguyen PK, et al. JACC Asia 2025; :333-349)