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地方創生2.0の「基本的な考え方」 本文 (5 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/index.html#kihon
出典情報 地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定)(6/13)《内閣官房》
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・ リモートワークの普及、NFT 1を含む Web3.02などデジタル技術の急速
な進化・発展 など
4 地方創生 2.0 を検討していく方向性(1.0 との違い)
(基本姿勢)
○ 今後減少のペースが緩まるとしても、当面は人口・生産年齢人口が
減少するという事態を正面から受け止めた上で、人口規模が縮小して
も経済成長し、社会を機能させる適応策を講じていく。
○ そのために、「人を大事にする地域」、「楽しく働き、楽しく暮らせる地
域」を創る。
これまでの 10 年間よりさらに、人手不足が顕著となり、人材や労働
力が希少となるがゆえに、教育・人づくりにより一人ひとりの人生の可
能性を最大限引き出すとともに、その選択肢を拡大していく。
〇 災害に対して地方を取り残さないよう、都市に加えて、「地方を守る」。
そのための事前防災、危機管理に万全を期す。
(社会)
○ これまでの 10 年間では本格的に取り組んでこなかった「若者・女性に
も選ばれる地方(=楽しい地方)」をつくることを主眼とする。
○ 賃金の上昇、働き方改革による労働生産性の向上、アンコンシャス・
バイアス(無意識の思い込み)の解消など魅力ある働き方・職場づくり
を官民連携で進める。
○ 児童・生徒や学生が、地方創生の観点から我が町の魅力を再発見
し、将来を考え、行動できる能力を重視する教育・人づくりを行う。
○ 既に顕在化している人口減少の弊害に対し、国民一人ひとりの能力

1

Non Fungible Token(非代替性トークン)の略。
「偽造・改ざん不能のデジタルデータ」であ

り、ブロックチェーン上で、デジタルデータに唯一性を付与して真贋性を担保する機能や、取引
履歴を追跡できる機能を持つ。
2

次世代インターネットとして注目される概念。巨大なプラットフォーマーの支配を脱し、分散

化された個と個が直接つながる世界。電子メールとウェブサイトを中心とした Web1.0、スマー
トフォンとSNSに特徴付けられる Web2.0 に続くもの。

5