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地方創生2.0の「基本的な考え方」 本文 (3 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/index.html#kihon
出典情報 地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定)(6/13)《内閣官房》
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1 地方創生 2.0 起動の必要性
○ 地方創生の取組が始まって 10 年が経過。
○ 我が国全体の人口減少が続く中、産業活性化、出産・子育て支援、
移住促進等の取組により、人口が増加した地域もみられる。
○ 一方、東京一極集中の大きな流れを変えるには至らず、若者や女性
が地方を離れる動きが加速。
○ 地方創生の好事例が拡がらないなど、地域一体となって取り組む熱
意が低下しているとの指摘もある。
○ 我が国の成長力を維持していくためには、都市も地方も、楽しく、安
心・安全に暮らせる持続可能な社会を創っていく必要。
○ 特に、人口減少が続く地方を守り、若者・女性にも選ばれる地方(=
楽しい地方)、高齢者も含め誰もが安心して住み続けられる地方の構
築は待ったなし。
○ 地方創生 2.0 は、単なる地方の活性化策ではなく、日本の活力を取り
戻す経済政策であり、多様性の時代の国民の、多様な幸せを実現す
るための社会政策であり、我がまちの良さ、楽しさを発見していく営み。
○ それぞれの地域の「楽しい」取組が拡がっていくよう、次の 10 年を見
据えた地方創生 2.0 を今こそ起動し、この国の在り方、文化、教育、社
会を変革する大きな流れをつくり出していく。
2 これまでの取組の反省
○ 地方創生 2.0 は、これまで 10 年の反省をしっかりと踏まえたものでな
ければならない。
例えば、
・ 若者・女性からみて「いい仕事」、「魅力的な職場」、「人生を過ごす
上での心地よさ、楽しさ」が地方に足りないなど、問題の根源に有効
にリーチできていなかったのではないか。
・ 人口減少がもたらす影響・課題に対する認識が十分に浸透しなかっ
たのではないか。
・ 人口減少を前提とした、地域の担い手の育成・確保や労働生産性
の向上、生活基盤の確保などへの対応が不十分だったのではない

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