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第2節 高齢期の暮らしの動向 1 就業・所得 (9 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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の中央値は全世帯の約 1.4 倍

第1章

(5)世 帯主が 65 歳以上の世帯の貯蓄現在高

央値を比較すると、前者は 1,604 万円と、後者
の 1,107 万円の約 1.4 倍となっている。二人以上
の世帯の貯蓄現在高階級別の世帯分布を見る

と、世帯主の年齢階級別の家計の貯蓄・負債の

と、世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯では、4,000

全般的状況は、世帯主の年齢階級が高くなるに

万円以上の貯蓄を有する世帯が 18.8%であり、

つれて、1世帯当たりの純貯蓄(貯蓄から負債

全世帯(12.9%)と比べて高い水準となってい

を差し引いた額)はおおむね増加し、世帯主が

る(図1-2-1- 15)。

60 ~ 69 歳の世帯及び 70 歳以上の世帯では、他

さらに、金融資産の分布状況を世帯主の世代

の年齢階級に比べて大きな純貯蓄を有してい

別に見ると、世帯主の年齢が 60 歳以上の世帯

る。年齢階級が高くなるほど、貯蓄額と持家率

が占める割合が令和元年には 63.5%となってい

が増加する一方、世帯主が 30 ~ 39 歳の世帯を

る(図1-2-1- 16)。

ピークに負債額は減少していく(図1-2-1

高齢化の状況

資産の状況を二人以上の世帯について見る

世帯主が 65 歳以上の金融資産の保有割合を
世代別に見ると、いずれの世代も「預貯金」が

- 14)

また、二人以上の世帯の貯蓄現在高について、

図1-2-1- 14
(万円)

などとなっている(図1-2-1- 17)。

世帯主の年齢階級別1世帯当たりの貯蓄・負債現在高、年間収入、持家率

貯蓄

3,000

(%)

負債
年間収入

2,500

持家率(%)
(右目盛り)

2,000

81.9

85.5

93.7

91.6

1,000

0
-500

611

34.7

442

800

694

1,208

▲992

-1,000

871

2,432
611

825

100.0
80.0

70.7

1,500

500

第2節 高齢期の暮らしの動向

世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯と全世帯の中

最も多く、次いで、「生命保険など」、
「株式」

1,705

2,503
423

60.0
40.0
20.0

▲715

▲201

50~59歳
(3.05)

60~69歳
(2.61)

▲78

0.0

▲1,388
▲1,854

-1,500
-2,000

~29歳
(2.84)

30~39歳
(3.62)

40~49歳
(3.63)

70歳~
(平均世帯人数)
(2.34)

資料:総務省「家計調査(二人以上の世帯)

(令和5年)
資料:総務省「家計調査(二人以上の世帯)

(令和5年)

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