参考資料3_介護人材確保の現状について (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58608.html |
出典情報 | 社会保障審議会 福祉部会 福祉人材確保専門委員会(第2回 6/9)《厚生労働省》 |
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整 備し た 事例
~社 会福祉 法人 杏樹 会~
○
法人内で歩める多様なキャリアパス(教育志向、熟練志向、マネジメント志向、職種転換志向)のイメージを視覚化し、各
キャリアに求められる仕事を職務記述書で明確化。
〇 個々の職員の意向に沿ったキャリアパスビジョンシート(キャリアアップ計画)を作成し、その目標に沿って育成を実施。
〇 客観的で根拠のある評価を行うため、OJTチェック表等を活用し、定期面談で日々の成長を双方で確認。
○ 各キャリアと給与等級を紐づけ、それぞれの職員が多様な経験を重ね、将来のキャリアイメージを描きながら業務に従事で
きる仕組みを構築
OJTプログラム
育成期間中は現場におけるOJT進捗を可視化
するために、チェック表や育成計画用のシート
等を活用して定期的な振り返りを行う。
○ OJTチェック表は、各キャリアの介護職に求め
られる項目について、本人と育成担当者ができ
たと納得してチェック終了。
○ 職務上位者と育成担当者、本人は定期的に面談
を行い、OJTの進捗などを確認する。
キャリアアップ計画の作成
職務記述書
当該キャリアで
修得すべきこと
給与等級
当該キャリアで
得られる対価
職務記述書と視覚化されたキャリア、紐付く
給与イメージから自分が志望するコース
(キャリアビジョン)を選ぶ。
○ 1次2次育成者との面談を重ね、志望動機
を掘り下げ、双方が納得できるキャリア
アップ計画として作成。
○ 次のキャリアを目指すために本人が行う具
体的施策、育成者の支援方法の他、資格取
得の目標なども設定する。
評価
職務記述書に沿った評価を年度末に実施。
昇級の基準等を明確化している。
○ 自己評価、1次・2次育成者評価、法人評価
を実施。職務記述書、OJTプログラム、評価
表を連動させているため、到達度が明瞭とな
り、面談者の主観に影響されにくい評価制度
を実施。
○ 評価に基づき、次のキャリアアップ計画につ
なげていく。
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