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資料1 大学附属病院本院以外の特定機能病院の現状及びあり方等について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58323.html |
出典情報 | 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第24回 5/29)《厚生労働省》 |
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特定機能病院のあり方に関するこれまでの議論の整理(案)
第23回特定機能病院及び地域医療
支援病院のあり方に関する検討会
令和7年2月26日
<発展的(上乗せ)基準>
○ 大学病院本院について、自主性を尊重しつつ、取組状況に応じた適切な
評価を行うことができるよう、個々の大学病院本院が自主的に実施して
いる高度な医療提供・教育・研究・医師派遣に係る取組を「発展的(上
乗せ)基準」によって評価し、結果を公表することとしてはどうか。
○ 発展的基準の設定に当たっては、大学病院本院が地域の高度な医療提
供・教育・研究の砦として果たしている機能等が適切に評価されるとと
もに、地域の実情によって当該基準の達成が著しく困難なものとならな
いよう留意する必要がある。また、その際、医師が少数である等の条件
不利地域において医療を提供していること等の評価のあり方について、
引き続き検討することが適当である。
○ 医療提供、教育、研究、医師派遣の分野ごとの発展的基準については、
以下のような考えのもとに設定することが考えられるのではないか。
① 医療提供に関する基準
• 複数の合併症を抱える症例や一定の重症度の救急症例を受け入れる等
の地域の最後の砦としての機能を担っていること等を評価してはどう
か。
• 例えば、地域医療構想調整会議等での協議を踏まえ、救急や高度な手
術等の観点で一定の重症度等の患者を受け入れていることや希少性等
が高い患者を受け入れていること等について、地域における受入体制、
救急応需体制との関係など様々な観点も含め検討してはどうか。また、
特に高度な医療(移植医療、ゲノム医療等)の実施等も評価してはど
うか。
資料
1
③ 研究に関する基準
• 研究実施体制、研究基盤等についても評価してはどうか。
• 例えば、総数だけでなく、医師一人当たりの論文数、競争的研究費の
獲得、TOP10%論文数等において、高い実績を出していることを評価し
てはどうか。
④ 医師派遣に関する基準
• 地域の医療提供体制の維持に向けた役割に鑑み、特に都道府県と連携
した医師が少数である地域等への医師派遣の取組を評価してはどうか。
• 具体的には、例えば、派遣医師の総数だけでなく医師一人当たり派遣
医師数などの観点でも評価することや、医師の派遣には一定の医師確
保が前提となることから、医師の確保等に係る前提条件等(大学病院
本院立地自治体の医師の多寡や医学部数等を含む)について一定の勘
案を行うなどの対応も検討してはどうか。
② 教育に関する基準
• 医師派遣と組み合わせ、医師を地域に循環させて教育を行う場合を評
価してはどうか。
• 例えば、医師多数県以外の道県の地域枠の受け入れや、全国から医師
を受け入れて行うサブスペシャリティ医師の育成、全国的に希有な専
門性の涵養など、全国的な医療提供体制の強化につながる教育体制を
評価してはどうか。
• その他、研修医数、専攻医数等について評価すべき点があるか、引き
続き検討してはどうか。
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第23回特定機能病院及び地域医療
支援病院のあり方に関する検討会
令和7年2月26日
<発展的(上乗せ)基準>
○ 大学病院本院について、自主性を尊重しつつ、取組状況に応じた適切な
評価を行うことができるよう、個々の大学病院本院が自主的に実施して
いる高度な医療提供・教育・研究・医師派遣に係る取組を「発展的(上
乗せ)基準」によって評価し、結果を公表することとしてはどうか。
○ 発展的基準の設定に当たっては、大学病院本院が地域の高度な医療提
供・教育・研究の砦として果たしている機能等が適切に評価されるとと
もに、地域の実情によって当該基準の達成が著しく困難なものとならな
いよう留意する必要がある。また、その際、医師が少数である等の条件
不利地域において医療を提供していること等の評価のあり方について、
引き続き検討することが適当である。
○ 医療提供、教育、研究、医師派遣の分野ごとの発展的基準については、
以下のような考えのもとに設定することが考えられるのではないか。
① 医療提供に関する基準
• 複数の合併症を抱える症例や一定の重症度の救急症例を受け入れる等
の地域の最後の砦としての機能を担っていること等を評価してはどう
か。
• 例えば、地域医療構想調整会議等での協議を踏まえ、救急や高度な手
術等の観点で一定の重症度等の患者を受け入れていることや希少性等
が高い患者を受け入れていること等について、地域における受入体制、
救急応需体制との関係など様々な観点も含め検討してはどうか。また、
特に高度な医療(移植医療、ゲノム医療等)の実施等も評価してはど
うか。
資料
1
③ 研究に関する基準
• 研究実施体制、研究基盤等についても評価してはどうか。
• 例えば、総数だけでなく、医師一人当たりの論文数、競争的研究費の
獲得、TOP10%論文数等において、高い実績を出していることを評価し
てはどうか。
④ 医師派遣に関する基準
• 地域の医療提供体制の維持に向けた役割に鑑み、特に都道府県と連携
した医師が少数である地域等への医師派遣の取組を評価してはどうか。
• 具体的には、例えば、派遣医師の総数だけでなく医師一人当たり派遣
医師数などの観点でも評価することや、医師の派遣には一定の医師確
保が前提となることから、医師の確保等に係る前提条件等(大学病院
本院立地自治体の医師の多寡や医学部数等を含む)について一定の勘
案を行うなどの対応も検討してはどうか。
② 教育に関する基準
• 医師派遣と組み合わせ、医師を地域に循環させて教育を行う場合を評
価してはどうか。
• 例えば、医師多数県以外の道県の地域枠の受け入れや、全国から医師
を受け入れて行うサブスペシャリティ医師の育成、全国的に希有な専
門性の涵養など、全国的な医療提供体制の強化につながる教育体制を
評価してはどうか。
• その他、研修医数、専攻医数等について評価すべき点があるか、引き
続き検討してはどうか。
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