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参考資料 (6 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
| 出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議（第32回 5／23）《厚生労働省》 |
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緊急避妊薬の薬局での⼊⼿を実現する市⺠プロジェクト
緊急時のレボノルゲストレル単独投与（緊急避妊薬）の
安全性に関するファクトシート(続)【WHO,2010】
5.レボノルゲストレル緊急避妊薬は胎児に害を与えますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬は、妊娠初期に誤って使⽤しても胎児に害を与えることはありま
せん。妊娠中にレボノルゲストレル緊急避妊薬を使⽤した⼥性と使⽤しなかった⼥性の妊娠結果
を⽐較した研究では、流産率、出⽣体重、奇形、出⽣時の性⽐に差はみられませんでした。
14)
6.レボノルゲストレル緊急避妊薬は流産を引き起こしますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬は、妊娠を中断させたり、発育中の胎芽に害を与えたりしません
15)
。これまでのエビデンスから、レボノルゲストレル緊急避妊薬の使⽤で受精卵が⼦宮内膜に
着床することを防がないことが⽰されています。主な作⽤機序は排卵を⽌める、または遅らせる
ことです；レボノルゲストレル緊急避妊薬の使⽤は精⼦と卵⼦が出会うことを妨げ得ます。
16)
7.市販薬化(OTC)された場合、⼥性は、レボノルゲストレル緊急避妊薬の
情報を理解して正しく使⽤することができますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬の⽤法は簡便であり、正しい使⽤のために医学的管理下におく
17)
必要はありません。多くの国で市販薬または処⽅箋なしでの使⽤が承認されています。研究
結果で、若い⼥性も成⼈⼥性も、ラベル表⽰と説明書を容易に理解出来ることが実証されてい
ます。⼗代の若者や若い⼥性が、⼀度に複数のレボノルゲストレル緊急避妊薬を供給され
18,19)
た場合でも、⽇常的な避妊法の代わりに緊急避妊薬を繰り返し使⽤するということはありませ
20)
んでした。
8.レボノルゲストレル緊急避妊薬の⼿に⼊れやすさと使⽤は、
より多くの無防備な性交につながりますか？
いくつかの研究では、レボノルゲストレル緊急避妊薬へのアクセスを容易にしても、性的もし
20,21)
くは妊娠のリスクのある⾏為は増加しないことが⽰されています。レボノルゲストレル単
独の緊急避妊薬を緊急ではない状況で（すなわち、あらかじめ）⼿に⼊れた⼥性は、必要なと
きに使⽤し、最も効果的な性交後12時間以内に服⽤する可能性が⾼かったことが⽰されていま
す。英国で⾏われた研究の結果では、若年層のレボノルゲストレル緊急避妊薬に対する
20,21,22)
知識や⼿に⼊れやすさと、性的活動が活発になる可能性との間には相関関係はないことが⽰さ
れています。さらに、レボノルゲストレル緊急避妊薬を使⽤したことのある10代の若者や
23)
若い⼥性は、緊急避妊を⼀度も使⽤したことのない⽅と⽐較して、性感染症のリスクは⾼くあ
24)
りませんでした。
結論
科学的根拠（エビデンス）の慎重なレビューにより、レボノルゲストレル単独の緊急避妊薬は
⾮常に安全であることが⽰されています。流産を引き起こしたり、将来の妊孕性に害を及ぼす
ことはありません。副作⽤はまれで、⼀般的には軽度です。
本翻訳について
これは、WHOの許可を得て、緊急避妊薬の薬局での⼊⼿を実現する市⺠プロジェクトが「レボノルゲストレル単独の緊急避妊薬（LNG
ECPs）の安全性に関するファクトシート（Factsheetonthesafetyoflevonorgestrel-aloneemergencycontraceptivepills(LNG
ECPs),2010）」を翻訳したものです。WHOはこの翻訳の内容や正確性について責任を負いません。英語版と⽇本語版の間に⽭盾がある
場合は、英語版の原⽂が真正で拘束⼒があります。ファクトシート並びに参考⽂献は右QRコードからご参照ください。
緊急避妊薬の薬局での⼊⼿を実現する市⺠プロジェクト
本プロジェクトは、⼥性が健康を守るために、安⼼して、適切かつ安全に、緊急避妊薬（通称アフターピル）に
アクセスできる社会の実現を⽬指す市⺠プロジェクトです。HP:https://kinkyuhinin.jp/お問い合わせ：info@kinkyuhinin.jp
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緊急時のレボノルゲストレル単独投与（緊急避妊薬）の
安全性に関するファクトシート(続)【WHO,2010】
5.レボノルゲストレル緊急避妊薬は胎児に害を与えますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬は、妊娠初期に誤って使⽤しても胎児に害を与えることはありま
せん。妊娠中にレボノルゲストレル緊急避妊薬を使⽤した⼥性と使⽤しなかった⼥性の妊娠結果
を⽐較した研究では、流産率、出⽣体重、奇形、出⽣時の性⽐に差はみられませんでした。
14)
6.レボノルゲストレル緊急避妊薬は流産を引き起こしますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬は、妊娠を中断させたり、発育中の胎芽に害を与えたりしません
15)
。これまでのエビデンスから、レボノルゲストレル緊急避妊薬の使⽤で受精卵が⼦宮内膜に
着床することを防がないことが⽰されています。主な作⽤機序は排卵を⽌める、または遅らせる
ことです；レボノルゲストレル緊急避妊薬の使⽤は精⼦と卵⼦が出会うことを妨げ得ます。
16)
7.市販薬化(OTC)された場合、⼥性は、レボノルゲストレル緊急避妊薬の
情報を理解して正しく使⽤することができますか？
レボノルゲストレル緊急避妊薬の⽤法は簡便であり、正しい使⽤のために医学的管理下におく
17)
必要はありません。多くの国で市販薬または処⽅箋なしでの使⽤が承認されています。研究
結果で、若い⼥性も成⼈⼥性も、ラベル表⽰と説明書を容易に理解出来ることが実証されてい
ます。⼗代の若者や若い⼥性が、⼀度に複数のレボノルゲストレル緊急避妊薬を供給され
18,19)
た場合でも、⽇常的な避妊法の代わりに緊急避妊薬を繰り返し使⽤するということはありませ
20)
んでした。
8.レボノルゲストレル緊急避妊薬の⼿に⼊れやすさと使⽤は、
より多くの無防備な性交につながりますか？
いくつかの研究では、レボノルゲストレル緊急避妊薬へのアクセスを容易にしても、性的もし
20,21)
くは妊娠のリスクのある⾏為は増加しないことが⽰されています。レボノルゲストレル単
独の緊急避妊薬を緊急ではない状況で（すなわち、あらかじめ）⼿に⼊れた⼥性は、必要なと
きに使⽤し、最も効果的な性交後12時間以内に服⽤する可能性が⾼かったことが⽰されていま
す。英国で⾏われた研究の結果では、若年層のレボノルゲストレル緊急避妊薬に対する
20,21,22)
知識や⼿に⼊れやすさと、性的活動が活発になる可能性との間には相関関係はないことが⽰さ
れています。さらに、レボノルゲストレル緊急避妊薬を使⽤したことのある10代の若者や
23)
若い⼥性は、緊急避妊を⼀度も使⽤したことのない⽅と⽐較して、性感染症のリスクは⾼くあ
24)
りませんでした。
結論
科学的根拠（エビデンス）の慎重なレビューにより、レボノルゲストレル単独の緊急避妊薬は
⾮常に安全であることが⽰されています。流産を引き起こしたり、将来の妊孕性に害を及ぼす
ことはありません。副作⽤はまれで、⼀般的には軽度です。
本翻訳について
これは、WHOの許可を得て、緊急避妊薬の薬局での⼊⼿を実現する市⺠プロジェクトが「レボノルゲストレル単独の緊急避妊薬（LNG
ECPs）の安全性に関するファクトシート（Factsheetonthesafetyoflevonorgestrel-aloneemergencycontraceptivepills(LNG
ECPs),2010）」を翻訳したものです。WHOはこの翻訳の内容や正確性について責任を負いません。英語版と⽇本語版の間に⽭盾がある
場合は、英語版の原⽂が真正で拘束⼒があります。ファクトシート並びに参考⽂献は右QRコードからご参照ください。
緊急避妊薬の薬局での⼊⼿を実現する市⺠プロジェクト
本プロジェクトは、⼥性が健康を守るために、安⼼して、適切かつ安全に、緊急避妊薬（通称アフターピル）に
アクセスできる社会の実現を⽬指す市⺠プロジェクトです。HP:https://kinkyuhinin.jp/お問い合わせ：info@kinkyuhinin.jp
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