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資料5 宮本構成員提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57450.html
出典情報 有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(第2回 4/28)《厚生労働省》
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自立期から高齢者向け住まいで暮らす
心身の状況の悪化以外の住み替え要因

●匿名・流動型犯罪等の周知が広がり、戸建て住宅に住まう一人住まいの高齢者の不安が高まっている
・空き巣や居空き、忍び込みの侵入犯罪は、犯行の前にターゲットを決めていることが多く、特に高齢者が狙われやすい傾向がある。
・犯罪者側からみて、高齢者、とくに一人暮らしは犯罪成功率が高く、狙われやすい。
・子世帯が親の生活ぶりを心配するが、親子とも同居ではなく近居を望む傾向に変化しており、「呼び寄せ」に対応できる住まいが求められる。

●家事の負担感から
・一人暮らしで毎食自分で料理をすることが面倒。
・特に戸建住宅の場合、各部屋の掃除が大変なことに加えて、庭の手入れまで体力的にも厳しい。

●Well-beingへの関心が高まっている
・戦後生まれの団塊の世代の価値観の変化(「モノ」から「心の豊かさ」へ)/働き方改革/健康経営(経済産業省)
・「国民がWell-beingを実感できる社会の実現」(2021年政府「成長戦略実行計画」)

●人生100年時代において、健康で活動できる時間を延ばす意識の高まり
・「高齢者から若者まで、すべての国民に活躍の場があり、すべての人が元気に活動し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつ
くることが重要な課題」(厚生労働省:人生100年時代構想会議中間報告より)

●所有する住宅資産の活用
・住まいについて、高齢者が自ら早めに検討して、住宅資産を次の世代に循環させることで、高齢者は資産価値を有効に利用して住み替え資金
に充当することができ、また、空き家問題の解決に貢献することができる。

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