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資料2-32 ワクチン接種後の後遺症報告一覧[543KB] (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》 |
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2020/08/27、医師より医薬品医療機器総合機構(V20100207)経由で情報を入手した。
医師より、70歳代女性患者の情報を入手。
患者には、脂質異常症の原疾患・合併症があった。
アレルギー歴はなかった。出生時の異常、家族歴は不明。
予防のため、1回目の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を2014/12に接種した(接種量は報告されてい
ない)(日本ロット番号:9MQ16R、USロット番号:0000264949)。2回目を2020/02/06に左上腕部に0.5mL接種し
た(ロット番号:S013965)(同期接種ワクチンはなかった)。
脂質異常症に対して、シンバスタチン(リポバス)、5mg×1回/日を2013/02/22より投与開始した。
その他の被疑薬として、ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用)(ツムラNo68芍薬甘草湯)(投与開始日:
2016/12/12、投与量:2.5g×1回/日、使用理由:こむら返り)があった。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1カ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):有。
2013/02/22、シンバスタチン投与開始(前述)。
2014/12、1回目の肺炎球菌ワクチンを接種した(前述)。
日付不明、こむら返りが発現。
2016/12/12、こむら返りに対して、ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用)2.5g×1回/日を投与開始
(2019/02/03まで)。
2018/02、筋肉痛が発現。
2018/11/20、大腿部筋肉痛が発現。シンバスタチン投与中止を決定。
2018/11/26、シンバスタチン投与中止により軽快したため、患者の状態は良好。治療は変薬にて対応。大腿
部筋肉痛は回復。
2019/08/01、甲状腺機能低下症が発現。甲状腺機能低下症に対して、レボチロキシンナトリウム水和物(チラ
ーヂンS錠)25μg/日を投与開始(継続中)。
日付不明、患者様は甲状腺機能低下症通院中ですが、コントロールは良好。
2020/02/06、接種前の体温:36度0分。2回目の肺炎球菌ワクチン0.5mlを左上腕に皮下接種した(ロット番号:
S005590)(前述)。症状はなかった。
2020/02/07、注射部を中心とした発赤、腫脹を左上腕外側に認められた(「左上肢発赤、腫脹」が発現)。 薬
剤アレルギーに対して、ドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(ソルコーテフ)(100mg)+生食(生理食塩
水)100mlを点滴、皮膚炎に対して、オロパタジン塩酸塩(アレロック)5mgを5日間処方した(2020/02/17まで)。
2020/02/13、受診時には発赤は軽減してきた。しかし、左上腕痛があり(左上腕痛が発現)、挙上げないと訴
えた(左上肢挙上困難が発現)。整形外科を受診したところ、整形外科は病気では無いと診断された。「左上肢
発赤、腫脹」は回復したが後遺症あった(症状:左上腕痛、挙上困難)。
2020/06/11、患者には薬のみで診察はなし。
2020/08/03、受診時に左上腕の筋肉が硬直していると訴えた。
報告時点で、左上腕痛、左上肢挙上困難は未回復。甲状腺機能低下症、こむら返りと筋肉痛の転帰は不明。
予防接種の効果や副反応などについて理解した。1カ月以内の予防接種: なし。体の具合の悪いところ: なし。
原疾患・合併症: 甲状腺機能低下症; レボチロキシンナトリウム水和物の治療あり。心臓、血管、血液、腎臓、
肝臓、脳神経、免疫不全症などの医師の診察: なし。最近1カ月以内の発熱、病気: なし。薬や食品で皮膚に
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2020/08/27、医師より医薬品医療機器総合機構(V20100207)経由で情報を入手した。
医師より、70歳代女性患者の情報を入手。
患者には、脂質異常症の原疾患・合併症があった。
アレルギー歴はなかった。出生時の異常、家族歴は不明。
予防のため、1回目の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を2014/12に接種した(接種量は報告されてい
ない)(日本ロット番号:9MQ16R、USロット番号:0000264949)。2回目を2020/02/06に左上腕部に0.5mL接種し
た(ロット番号:S013965)(同期接種ワクチンはなかった)。
脂質異常症に対して、シンバスタチン(リポバス)、5mg×1回/日を2013/02/22より投与開始した。
その他の被疑薬として、ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用)(ツムラNo68芍薬甘草湯)(投与開始日:
2016/12/12、投与量:2.5g×1回/日、使用理由:こむら返り)があった。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1カ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等):有。
2013/02/22、シンバスタチン投与開始(前述)。
2014/12、1回目の肺炎球菌ワクチンを接種した(前述)。
日付不明、こむら返りが発現。
2016/12/12、こむら返りに対して、ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用)2.5g×1回/日を投与開始
(2019/02/03まで)。
2018/02、筋肉痛が発現。
2018/11/20、大腿部筋肉痛が発現。シンバスタチン投与中止を決定。
2018/11/26、シンバスタチン投与中止により軽快したため、患者の状態は良好。治療は変薬にて対応。大腿
部筋肉痛は回復。
2019/08/01、甲状腺機能低下症が発現。甲状腺機能低下症に対して、レボチロキシンナトリウム水和物(チラ
ーヂンS錠)25μg/日を投与開始(継続中)。
日付不明、患者様は甲状腺機能低下症通院中ですが、コントロールは良好。
2020/02/06、接種前の体温:36度0分。2回目の肺炎球菌ワクチン0.5mlを左上腕に皮下接種した(ロット番号:
S005590)(前述)。症状はなかった。
2020/02/07、注射部を中心とした発赤、腫脹を左上腕外側に認められた(「左上肢発赤、腫脹」が発現)。 薬
剤アレルギーに対して、ドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(ソルコーテフ)(100mg)+生食(生理食塩
水)100mlを点滴、皮膚炎に対して、オロパタジン塩酸塩(アレロック)5mgを5日間処方した(2020/02/17まで)。
2020/02/13、受診時には発赤は軽減してきた。しかし、左上腕痛があり(左上腕痛が発現)、挙上げないと訴
えた(左上肢挙上困難が発現)。整形外科を受診したところ、整形外科は病気では無いと診断された。「左上肢
発赤、腫脹」は回復したが後遺症あった(症状:左上腕痛、挙上困難)。
2020/06/11、患者には薬のみで診察はなし。
2020/08/03、受診時に左上腕の筋肉が硬直していると訴えた。
報告時点で、左上腕痛、左上肢挙上困難は未回復。甲状腺機能低下症、こむら返りと筋肉痛の転帰は不明。
予防接種の効果や副反応などについて理解した。1カ月以内の予防接種: なし。体の具合の悪いところ: なし。
原疾患・合併症: 甲状腺機能低下症; レボチロキシンナトリウム水和物の治療あり。心臓、血管、血液、腎臓、
肝臓、脳神経、免疫不全症などの医師の診察: なし。最近1カ月以内の発熱、病気: なし。薬や食品で皮膚に
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