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資料2-32 ワクチン接種後の後遺症報告一覧[543KB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》
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発疹やじんま疹、体の具合悪化: なし。ひきつけ(けいれん): なし。これまでに予防接種を受けて具合が悪くな
ったこと: なし。脾臓の摘出:なし。予防接種について質問: なし。患者はまだ受診していない。

肺炎球菌ワクチンのロット番号[9MQ16R/0000264949] は自社管理品であることが確認された。
肺炎球菌ワクチンのロット番号[S005590]は自社管理品であることが確認され
た。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

(参考)事務局追記
2020/02/06 接種当日(2回目)
2020/02/07 接種後 1 日
2020/02/13 接種後 7 日
2020/08/03 接種後179日
3

2020/06/19
生後8か月時、BCG接種を受けた。コッホ現象なし。
家族歴:原発性免疫不全症、乳幼児期の死亡、近親婚のいずれもなし。
BCG接種痕の所見は、数週間後から発赤があり、その後もびらんや痂皮形成を繰り返していた。
2020/09頃
生後11か月で歩行開始。
2021/03頃*
生後1歳5か月頃から胸を突き出して歩くようになり、はいはいが多くなった。
2021/05
歩容異常について、筋炎が疑われ当院神経内科に紹介となった。
血液検査で筋炎、代謝疾患は否定的であり、経過観察されていた。
2021/07頃より
歩容異常が増悪。
2021/08*
レントゲンでL5椎体の圧潰像を認め、追加の画像検査で、脊椎(Th5-7、L5)、左下顎、頭蓋骨、左肩甲骨、左
尺骨、右脛骨、右大腿骨に多発する骨病変、左腋窩のリンパ節腫脹を認めた。(潜在的な慢性BCG感染症の
可能性が考えられたため、免疫学的スクリーニング検査を含めた追加検査を行ったが、異常所見を認めなか
った。造影MRI、骨シンチグラフィーでは、CTの所見に加え、左頭頂、左上腕、左尺骨、右脛骨にも病変を認め
た)。

2021/09/03
入院。
入院時現症:体温37.4℃、心拍数127回/分、呼吸数24回/分、SpO2 99%(室内気)、血圧85/50 mmHg、頸部・鼠
径リンパ節の腫大なし、左腋窩に可動性のある10mm大のリンパ節を触知、BCG接種部位に発赤、一部痂皮
化あり、呼吸音清、左右差なし、心音整、心雑音なし、腹部軟、圧痛なし、明らかな腫瘤を触知しない、肝脾腫
なし、体表上に明らかな皮疹・発赤・腫脹・腫瘤なし、胸を突き出して両肩を固定して脇を開いた状態で歩く、体
幹の動揺性なし。

2021/09/10

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