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○個別事項(その18)について 総ー2 (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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認知療法・認知行動療法

中医協 総-1
29.10.18

 入院中以外の気分障害や不安障害の患者に対する認知療法・認知行動療法が診療報酬上評価さ
れている。
認知療法・認知行動療法(1日につき500点/420点/350点)
施設基準を適合する保険医療機関において、入院中以外の患者について、認知療法・認知行動療法(※)に習熟した医師等が、一連の
治療に関する計画を作成し、患者に説明を行った上で実施した場合、一連の治療について16回に限り算定する。

認知療法・認知行動療法の内容


精神療法(心理療法)の一種で、認知(ものの受け取り
方や考え方)に働きかけて気持ちを楽にするもの。
• 人はストレスを感じると悲観的に考えがちになり、自ら
の心を問題を解決できない状態に追い込むことがある
が、認知療法・認知行動療法では、そうした考え方の
バランスを取って、ストレスに上手に対応できる心の状
態を作る。
• 気持ちが大きく動揺したりつらくなったりしたときに患
者の頭に浮かんでいた考え(自動思考)に目を向け、
それがどの程度現実と食い違っているかを検証し、思
考のバランスを取っていく。
(国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法セン
ターウェブサイトの記載を一部要約)

出典:うつ病の認知療法・認知行動療法マニュアル(平成21年度厚生労働省こころの健
康科学研究事業「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」)

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