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○個別事項(その18)について 総ー2 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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精神科において在宅医療が必要な患者の状態像
○ 精神科の診療所に対する調査において、新たに往診または訪問診療を行った患者について、訪問が開
始された理由は、「病状悪化等により通院が困難なため」、 「ひきこもりで外出が難しいため」が最多で
あった。
○ 高齢化や身体機能の低下よりも、精神症状の増悪、不安定さや社会機能低下によるものが多かった。
■訪問開始の理由(複数回答可)
<調査方法>
診療所において、新規に通院を開始し、かつ医師による往診もしくは訪問診療を受けた患者(n=174)について、悉皆調査を実施し、調査票を
用いて、患者属性、過去の治療/支援歴等を確認。

理由

該当

病状悪化等により通院が困難なため

53

ひきこもりで外出が難しいため

53

精神科治療の必要性について合意できず(病識がない)通院が困難なため

44

本人/家族からの希望

43

歩行困難や身体合併症のケアが必要、など身体的機能の低下のため

29

長期入院や慢性化した重度精神障害をもつ人の退院支援、地域生活支援のため

6

当事者や家族の高齢化によってこれまで可能だった通院が困難になったため

3

その他

11

出典:令和3年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(障害者政策総合研究事業)「地域精神保健医療福祉体制の機能強化を推進する政策研究」
(研究代表者:藤井千代)

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