外来における療養支援の質向上に向けた取組
○ 外来では、重症化予防や療養支援等を看護職員が担うことがあるが、知識・技術等の向上のために研修
を受講する機会は限られていた。
○ 在宅療養支援に係る研修を受講した看護職員は、外来における療養支援、療養生活を継続するための
社会資源の情報、地域で切れ目ない療養支援を行う上での自施設の役割の理解等が深まっていた。
■過去１年間の外来看護に関する研修
受講歴

■外来で在宅療養支援を行う上での困難（複数回答）
十分な人数のスタッフがいない

73.5%

88.2%

36.2%

業務量が多く、在宅療養支援の時間を確保できない
50.7%
15.9%
10.3%

26.1%
16.2%

組織としての教育や体制整備が十分でない

43.5%

外来全体で在宅療養支援に消極的
7.2%
0.0%

30.9%

4.3%

在宅療養支援の知識が不足

過去にあり
病院(n=68)

一度もない

無回答

地域との連携がうまくできない

診療所(n=69)

外来における療養支援についての理解
病
院
（
ｎ
＝
68
）

診
療
所
（
ｎ
＝
69
）

7.2%
7.4%14.5%

その他
病院（n=68）

在宅療養支援能力向上の為の研修を受講

療養生活を継続するための社会資源の情報の理解

67.6%

44.9%

在宅療養支援が必要な患者・家族の把握が困難

あり

85.3%

58.0%
57.4%

29.4%

47.8%

57.4%

診療所(n=69)

地域で切れ目ない在宅療養支援を行う上での
自施設の役割の理解

60.0%

60.0%

60.0%

40.0%

40.0%

40.0%

20.0%

20.0%

20.0%

研修受講前

0.0%
60.0%

0.0%
1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

0.0%
1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

60.0%

60.0%

40.0%

40.0%

40.0%

20.0%

20.0%

20.0%

0.0%

0.0%
1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

研修受講後

1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

0.0%
1-2点

3-4点

5-6点

7-8点 9-10点

出典：令和4年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業「外来看護職員の在宅療養支援能力向上のための研修プログラム検討事業」研修受講前後アンケート

79