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総ー3○個別事項(その9)について (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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転院搬送される児の実態
○ 新生児特定集中治療室に入室する患者のうち18%は、より高度な医療を要すると判断されて搬送された
新生児である。
○ 転院搬送された新生児においても、治療室から小児病棟等を経て退院するにあたり、退院支援が必要な
場合がある。
■NICUにおける新入院患者数に占める、新生児搬送により受入れた新入院患者の割合
(令和4年1月1日~令和4年12月31日)(n=87施設)
18%

新生児搬送により受入れた新入院患者
(※)より高度な医療を要すると判断されての搬送(いわゆる“昇り搬送”)を対象としている

出典:「新生児集中治療室における医療の質と患者安全の向上に寄与する体制についての研究」

(参考)出生後に転院搬送され、退院支援が必要な事例
疾患名

チャージ症候群(指定難病)

出生体重・週数

40週3100g代、A病院で出生➡日齢1でB病院へ転院➡日齢14でC病院へ搬送

家族

父30代、母30代

経過

【C病院における治療経過】
心疾患(姑息術)の手術目的にてへC病院のNICUへ搬送。日齢15で心疾患に対する姑息術施行。
日齢30頃、GCUへ転室。
日齢80頃、口唇裂手術のため小児病棟へ転棟
【関与した科】
小児新生児、小児循環器、遺伝センター、口腔外科・形成外科、心臓外科 等

退院調整

必要量の経口哺乳は困難あり、胃管併用のため、訪問看護の導入を調整し退院。

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