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総ー3○個別事項(その9)について (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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小児・周産期医療に係る課題②
【課題】
(医療的ケア児について)
・ 医療的ケア児は増加傾向であり、医療計画においては、対応する医療機関は訪問看護ステーション等との連携や緊急入院・レスパ
イト受入等の体制を整備することとされている。
・ 障害福祉サービスにおける医療型短期入所サービスにおいては、医療的ケア児者を安心して預けてもらうため、事前に自宅等へ訪
問し、医療的ケアの手技等を確認した上で、事業所に新たに受け入れた場合の評価について検討されている。
・ 医療的ケア児が入院する際、在宅時からの連続的なケアを受けることができるよう、初回の入院前調整を行っている医療機関もあ
る。
(小児科における精神領域について)
・ 発達障害の初診待機が課題となっており、待機短縮化を阻止している要因として、医療機関不足、医師不足のほか、児童思春期精
神医療に知見を有する専門職種の少なさがあげられている。
・ 小児特定疾患カウンセリング料を算定した医療機関に、月3回以上を受診している患者が一定数おり、10%程度の患者が、算定期
限である2年を超えても、小児特定疾患カウンセリング料を算定した医療機関で受診を続けている。
・ 小児科における心身症及び神経発達症の診察時間においては、再診と比較して、初診に要する時間が長い傾向がある。
・ 児童相談所での児童虐待相談対応件数は年々上昇傾向にある。
(周産期医療について)
・ ハイリスク妊産婦増加への対応の必要性が指摘されており、昭和55年と令和元年を比較すると早期産の割合が増加している。
・ ハイリスク妊娠管理加算を算定された妊婦の中で早産、切迫早産の管理目的に入院している妊婦の割合が最も多く、その中には、
入院時の妊娠週数が22週未満の妊婦が一定数いる。
・ 2026 年度を目途とした出産費用(正常分娩)の保険適用の導入を含めた、出産に関する支援等の更なる強化について検討を進め
ることとされている。

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