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総ー2○医療DX(その3)について (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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医療DXに係る課題②
【課題】
サイバーセキュリティーについて(続き)
(人材の教育研修等について)
• 令和4年度診療報酬改定において、診療録管理体制加算を算定する400床以上の医療機関に配置を要件(経過措置
有)としている専任の医療情報システム安全管理責任者については、職員を対象として、少なくとも年1回程度、定期的に
必要な情報セキュリティ研修を行うとされている。配置状況については、令和5年1月時点で、400床~499床で92%、500
床以上で97%であり、病院規模が大きいほど増加傾向であった。
• また、令和5年4月に施行された医療法第25条第1項に基づく立ち入り検査の要綱に新たにセキュリティ確保のための
取り組みを位置づけ、全ての医療機関に医療情報システム安全管理責任者の配置を求めている。

(訓練について)
• サイバーセキュリティインシデントが発生した場合、通常診療に影響を与えないよう速やかに適切な復旧を行うことが重
要。そのためにはサイバーセキュリティインシデントに備えたBCPの策定やBCPに記載した手順に従った方法に基づく訓
練を行うことが必要とされている。
オンライン資格確認等システムについて
• オンライン資格確認等システムの導入状況は、「稼働中」が82.1%、「準備中のため稼働していない」が14.1%、「義務化
対象外のため稼働していない」が3.4%であった。
• マイナンバーカードの健康保険証利用による診療情報等の活用について、複数の活用効果についての回答が得られた
が、活用状況については未だに十分ではない。
• マイナンバーカードの健康保険証利用による診療情報等の活用により、「複数の医療機関で処方されている医薬品の重
複や飲み合わせの問題等が分かり処方を調整できた」等の患者に対するメリットを回答した医療機関が一定数認められ
た。

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