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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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No.

意見箇所

御意見

御意見に対する考え方

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ご指摘の点につきましては、第三の二で、給与水準については、
個々の病院等の経営状況、福利厚生対策等を踏まえて、労使におい
社会人経験者から看護師を養成していくことは今後、看護師を確保していく上で重要な取り組みとなる。しかし、社会人経験者の看護
て決定されるものであり、病院等の労使にあっては、人材確保の観
第二の二(一) 師初任給は、一般的に資格取得後の経験のみが加味され、新卒就労者と同様の処遇となっている現状がある。看護師経験以外の職歴も考
点に立ち、看護師等をはじめとする従業者の給与について、その業
慮した初任給設定をすることが必要である。
務内容、勤務状況等を考慮した給与水準となるよう努めるべきであ
る旨を明記しています。

42

国の政策で中国など他国からの看護学生による確保を助成などで免除されておりますが、その対策は愚策だと思っております。日本人
の学生の中には、シングルママになって地道にお金を貯めて資格を取りに来る方もいます。そのような方に対して助成を行った方が身に
なると思います。彼女らはお子様のために必死です。子どもも経済的に救うこともでき、ただシングルマザーにお金による支援ではな ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
第二の二(一)
く、看護資格を得られるよう助成金でフォローをし、生活する手段を与えた方が理にかなっていると思います。シングルマザー以外に だきます。
も、若者の奨学金問題による生活困窮も同じことが言えると思います。奨学金という借金を抱えてまで誰が看護学生になろうと思うので
しょうか。看護師確保においてどこからが問題なのかもう一度考えて頂きたいです。

43

「意欲のある看護師等志望者の増加のためには」の段落に次の内容を盛り込んでください。
「2001年の保健師助産師看護師法の改正により直ちに欠格となる絶対欠格事由は削除されていますが、周知されていません。この点を
周知するとともに、看護師等学校養成所のバリアフリー化など設備や体制を整備し、障がいを持つ志望者も、積極的に受け入れていくこ
とも望まれます。」
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
第二の二(一)
(理由・説明)
だきます。
(1) 障害者差別解消法の施行により、看護師等学校養成所にも合理的配慮の提供が法的に求められています。
(2) 障害をもつ学生とともに学ぶことは、他の学生にとっても教員にとっても、対応スキル習得の上でも人間的にも学ぶことが多くあ
り、質の高い看護師養成にもプラスとなります。

44

「意欲のある看護師等志望者の増加のためには」の段落の末尾に次の内容を盛り込んでください。
「事情により、意欲がありながら看護師等学校養成所での学業の中断を余儀なくされた学生に対しては、復学や単位互換認定、中途編
入学などの措置を柔軟に講じ、キャリア形成を支援することも必要である。」
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
第二の二(一) (理由・説明)
だきます。
家庭の事情や経済的事情その他で、意欲がありながら学業の中断を余儀なくされた学生に対しても、は、単位互換認定や、中途編入など
の措置を柔軟に講じることも必要である。これは、多くの報道もなされている、各地の看護師等学校養成所での教員からのパワーハラス
メントにより休学や退学を余儀なくされた学生への救済措置としても、必要です。

45

第二の二(一)

46

看護教育の見直しをお願いしたいです。現在行われている看護教育は現場とずいぶんかけ離れたものになっています。専門学校1年の
1学期ではベッドメイキングをひたすらやらされます。火傷しそうな温度のお湯で全身石鹸清拭の練習もします。それが臨床に出てどの
くらい役立っているでしょうか。新人一年目はほぼ素人同然です。現場に出てから学べという今の現状では、新人看護師も定着せず、現
場でのハラスメントやいじめ、早期退職、休職などいいことはありません、私は新人一年目で壮絶なハラスメントや暴言、暴力を受け休
第二の二(二)
ご指摘の点につきましては、第二の二(二)アで、教育内容の見
職に追い込まれました。現在はカナダで看護師をしています。ここでは新人一年目から即戦力ですし、看護学生のアセスメント力たるや

直しを掲げています。
日本のと新人看護師とはだいぶ違います。ハラスメントはする方が退職に追い込まれます。また私は北米で看護師をしたい日本人看護師
の勉強をサポートする仕事もしていますが、今は看護学生のうちから海外を考える方の問い合わせも増えてきています。このままでは日
本の看護師は英語さえできれば海外にどんどん出ていくと思います。自信を持って看護ができる新人を育てること、ハラスメント対策な
ど本気で取り組んでいただきたいです。

ご指摘の点につきましては、第五の二で、潜在看護師等の復職支
援等の強化を図るため、都道府県ナースセンターにおける職業紹介
及び就業に関する相談対応等の充実を図ることが重要である旨を明
記しています。

少子化で看護師が減っているのではない。
看護師の有資格者はたくさんいる。外国人の看護師を増やす理由にしないで欲しい。

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