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15  令和4年度診療報酬改定の概要 医療技術 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00008.html
出典情報 厚生労働省 保険局 (3/4)《厚生労働省》
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令和4年度診療報酬改定

Ⅲ-1

患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価や医薬品の安定供給の確保等-⑤⑦

医療技術評価分科会の評価を踏まえた対応
新規技術の保険導入
 有効性及び安全性が確認されたロボット支援下内視鏡手術について、術式を追加する。
【新たに、内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合においても算定できる術式】
・鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。)
・鏡視下喉頭悪性腫瘍手術
・腹腔鏡下総胆管拡張症手術
・腹腔鏡下肝切除術
・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
・腹腔鏡下副腎摘出術
・腹腔鏡下副腎髄質腫瘍摘出術(褐色細胞腫)
・腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術
[内視鏡手術用支援機器を用いて行う場合の施設基準の概要]
・当該手術及び関連する手術に関する実績を有すること。
・当該手術を実施する患者について、関連学会と連携の上、治療方針の決定及び術後の管理等を行っていること。

新規技術の保険導入
 家族性大腸腺腫症の適切な治療の提供に係る評価を推進する観点から、内視鏡手術を行った場合について新たな
評価を行う。
(新)

消化管ポリポーシス加算

5,000点

[算定要件]
・以下のいずれも満たす家族性大腸腺腫症患者に対して内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行った場合、年1回に限り算定できる。
ア 16歳以上であること。
イ 大腸に腺腫が100個以上あること。なお、手術又は内視鏡により摘除された大腸の腺腫の数を合算しても差し支えない。
ウ 大腸切除の手術が実施された場合においては、大腸が10㎝以上残存していること。
エ 大腸の三分の一以上が密生型ではないこと。なお、密生型とは、大腸内視鏡所見において、十分に進展させた大腸粘膜を観察し、正常粘膜よりも腺腫の占拠
面積が大きい場合をいう。
・長径1㎝を超える大腸のポリープを基本的に全て摘除すること。

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