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2008年04月10日(木)
薬事行政を一括して行う新組織創設を 薬事政策のあり方検討会
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自由民主党の薬事政策のあり方検討会は、4月10日に今後の検討方向をまとめた。
資料では、検討の方向として(1)透明性・迅速性・正確性の確保(2)薬事行政を所掌する組織のあり方―についてまとめられている(p4参照)。
この中で、医薬品の承認審査、安全対策、副作用等被害救済等の薬事行政を一括して行う新たな行政組織を設け、厚生労働省とは距離をもって運営することを検討してはどうかとしている(p4参照)。
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2008年04月09日(水)
これからの社会の変化に備え、医療・介護・福祉サービスを検討
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政府が4月9日に開催した、社会保障国民会議サービス保障(医療・介護・福祉)分科会の初会合で配布された資料。この日は、これからの社会の変化と医療・介護・福祉サービスについてまとめた資料が提示されている。
資料には、75歳以上高齢者の増大(p7~p8参照)や医療費・介護費の推移(p11~p12参照)、これからの社会の変化と医療・介護・福祉サービスの変化(p24~p39参照)などに関するデータが掲載されている。
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2008年04月09日(水)
遠隔医療の取り組み事例を発表 遠隔医療懇親会
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厚生労働省は4月9日に、遠隔医療の推進に関する懇親会を開催した。この日は、前回会合の議事要旨の確認や、遠隔医療の取り組み事例の発表が行われた。
取り組み事例としては、NTTデータ経営研究所の「遠隔医療の類型と取組例」(p5~p6参照)や「和歌山県における地域医療の現状・課題と遠隔医療普及への期待」(p7~p10参照)など、4例が発表された。
その他、今後のスケジュールが掲載されている(p26参照)。
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2008年04月09日(水)
長寿医療制度で「生活を支える医療」を提供 厚労省見解
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厚生労働省は4月9日に長寿医療制度の診療報酬について、医療関係者に情報提供する資料を公表した。
副題は「第一線でご尽力されている医療関係者のご心配に向けて」と付けられており、3つの懸案事項について回答や国会での質疑応答を示している。
患者が75歳以上になると、それまで受けていた医療が受けられなくなるのか、という心配に対しては、「受けられる医療は変わらない」とした上で、「長寿を迎えられた方ができるだけ・・・
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2008年04月09日(水)
長寿高齢者の保険証、確実に届けるよう求める 厚労省事務連絡
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厚生労働省は、4月9日付けで都道府県の後期高齢者医療広域連合に対し、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の被保険者証の不着に関する事務連絡を出した(p1参照)。
事務連絡では、保険証が届かない例として、(1)気づかずに捨ててしまう(2)郵便物をそのまま捨ててしまう(3)本人不在で戻った(4)宛先人不明で戻った―という事例が紹介され、その対応を示し、速やかに被保険者一人ひとりに確実に届けるよう求めている・・・
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2008年04月08日(火)
骨太方針2008は、「環境力」と国内外にアピールすべき 内閣府
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政府が4月8日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、「骨太方針2008」について示された資料が提示された(p2~p3参照)。
資料では、「骨太方針2008」は、福田内閣の初めてのマニフェストで、国内外に「全員参加型の経済」や「環境力」という、福田内閣の方針を存分にあらわすべきとし、具体的な政策が示されている。
財政規律の堅持としては、「歳出歳入一体改革を堅持し、2011年度のプライマリー収支黒・・・
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2008年04月08日(火)
「救急医療と搬送」の問題について、日医からヒアリング 自民党
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自由民主党が4月8日に開催した「社会保障制度調査会 救急医療と搬送に関するプロジェクトチーム」で配布された資料。この日は、救急医療と搬送について、日本医師会の石井常任理事からヒアリングが行われた。
資料には、(1)救急災害医療対策委員会報告書(p3~p35参照)(2)救急医療と搬送の問題(p36~p56参照)(3)資料編(p57~p81参照)―などがまとめられている。
日医は、「救急医療は、国民が安心して生活・・・
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2008年04月08日(火)
国立病院の再編・集約化進む 国立病院部会
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- 独立行政法人評価委員会 国立病院部会(第24回 4/8)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療提供体制
南横浜病院は、神奈川県内で結核医療を提供していたが、収支状況が極めて悪化し、改善の見通しが立たない状況となっている。そこで、国立病院機構が行う神奈川県内の結核医療については、神奈川病院に集約し、・・・
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2008年04月08日(火)
地域医療の発展に向けヒアリング 安心と希望の医療確保ビジョン会議
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厚生労働省は4月8日に「安心と希望の医療確保ビジョン」会議を開催した。この日は、地域医療についてヒアリングが行われた。
資料では、(1)青森県下北圏域における地域医療に関する取組み(むつ総合病院:小川氏)(2)若手家庭医の主張(北海道家庭医療学センター:草場理事長)(3)地域完結型医療の実現を目指して(済生会熊本病院:須古院長)―についてまとめたものが提示されている。
この中で、草場氏は、医療法の中・・・
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2008年04月08日(火)
災害に備え、平常時から難病医療ネットワークを構築 厚労省通知
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厚生労働省は4月8日付けで、都道府県の衛生主管部(局)宛てに「災害時難病患者支援計画を策定するための指針」を通知した。この指針は、災害時に難病患者が必要な支援を受けられるよう、関係機関の役割や疾病ごとの対応のあり方についてまとめられている(p1参照)。
指針では、(1)平常時から準備しておくべき難病患者支援体制(p19~p32参照)(2)災害時の難病患者支援体制(p33~p44参照)(3)難病の特性を考慮・・・
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2008年04月08日(火)
保健所の休日・夜間対応を標準化 厚労省
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厚生労働省は4月8日に、休日・夜間における保健所の健康危機管理体制に関する調査結果を公表した。
この調査は、保健所を設置する地方公共団体130団体を対象として、2月15日時点での保健所の休日・夜間における一般市民からの情報提供(電話連絡)に対する対応状況を調査したもの。
調査結果によると、休日・夜間に保健所が一般市民の対応ができている地方公共団体は、130団体のうち116団体だった。残りの14団体については対・・・
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2008年04月04日(金)
オンラインによる費用請求ができる医療機関と薬局を追加 厚労省通知
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- 電子情報処理組織の使用による療養の給付、老人医療又は公費負担医療に関する費用の請求をすることができる保険医療機関又は保険薬局の一部を改正する件について(4/4付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 カテゴリ: 診療報酬
通知では、平成20年4月5日から、新たにオンラインで請求できるようになった医療機関と薬局を告示している(p1参照)。新たに追加された医療機関と薬局は、都道府県・保険医療機関名・所在地が一覧で公表されている(p2~p7参照)。
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2008年04月04日(金)
「多様な勤務形態」の先行事例、22病院からヒアリング 日看協
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日本看護協会は4月4日に、報道関係者に向けて、ワーク・ライフ・バランスに配慮した多様な勤務形態を先駆的に導入している全国の22病院に対するヒアリング調査結果を発表した。
資料では、先行事例に見られた「看護職の多様な働き方」や導入のきっかけ、プロセスの例を掲載している(p2~p4参照)。日看協は、看護職の多様な勤務形態を支援するとともに、医療施設における雇用形態として「短時間正職員制度」の導入を積極的・・・
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2008年04月04日(金)
疾患ごとに地域差顕著 都道府県別死因の分析結果
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厚生労働省は4月4日に都道府県別死因の分析結果を公表した。この調査では、11の傷病を対象に、都道府県別の死因を分析している(p5参照)。
分析結果の概要では、疾患ごとに死因の多い都道府県と少ない都道府県を列挙して、各疾患の主な危険因子を記載している(p1参照)。脳血管疾患による死亡が最も多かったのは、男女ともに岩手県だった。また、心疾患が多いのは、愛媛県(男性2位、女性1位)、糖尿病が多いのは徳・・・
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2008年04月04日(金)
医薬品販売について、販売業者・管理者の遵守事項をとりまとめ 厚労省
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厚生労働省が4月4日に開催した「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」で配布された資料。この日は、「情報提供等を適正に行うための販売体制」や「医薬品販売業者及び管理者の遵守事項」等について、議論された。
情報提供等を適正に行うための販売体制では、(1)専門家を置くことの基本的な考え(p4参照)(2)専門家に関する体制整備(p5参照)(3)情報通信技術を活用する場合の考え方・・・
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2008年04月04日(金)
後期高齢者医療制度、「長寿医療制度」と呼称変更で身近に 厚労省
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厚生労働省と総務省は4月4日に連携して、「長寿医療制度」実施本部の初会合を開催した。
長寿医療制度とは、4月1日より施行されている「後期高齢者医療制度」を、身近で親しみやすいものとするために、呼称変更したもの(p3参照)。
この実施本部は、長寿医療制度の「広報、周知活動」「市町村や連合会の相談体制の確認と相談窓口への支援」を行うものとなっている(p3参照)。
資料には、長寿医療制度(後期高齢者・・・
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2008年04月03日(木)
後期高齢者医療制度について、Q&Aを公表 自由民主党
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自由民主党が4月3日に公表した、新しい高齢者の医療保険制度についてのQ&A。
Q&Aでは、4月1日から始まった、「後期高齢者医療制度」について、対象者や保険料の計算方法・支払い方法、医療機関での窓口負担等が示されている(p2~p11参照)。
また、そもそも「後期高齢者医療制度」がなぜ創設されたかについて、その背景も掲載されている(p11参照)。
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2008年04月03日(木)
「学校における麻しん対策ガイドライン」を公表 文科省
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文部科学省は4月3日に「学校における麻しん対策ガイドライン」を公表した。ガイドラインは、文科省と厚生労働省監修の下、国立感染症研究所感染症情報センターにおいて、学校が効果的な麻しん対策を進める上で必要な技術的情報を具体的にまとめたもの。
ガイドラインでは、(1)麻しん発生の予防(平時の対応)(p4~p8参照)(2)麻しん発生時の対応(p9~p18参照)(3)麻しんに関する基礎知識(p19~p30参照)(4)麻・・・
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2008年04月03日(木)
死因究明に関する第三次試案を公表、意見募集開始
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厚生労働省は4月3日に、「医療の安全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案」(第三次試案)(p1~p18参照)を公表し、意見募集を開始した。
試案には、「医療安全調査委員会(仮称)は、医療関係者の責任追及を目的としたものではない」と明記され(p3参照)、「医師法第21条を改正し、医療機関が届出を行った場合は異状死の届出は不要」とする方針が示された(p4参照)。そ・・・
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2008年04月01日(火)
生活保護者には、医学的理由がある場合を除き、後発医薬品の使用を求める
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厚生労働省がこのほど、各都道府県等の民生主管部長宛てに出した、「生活保護の医療扶助における後発医薬品に関する取扱いについて」の通知。
後発医薬品は、先発医薬品に比べ薬価が低くなっていることから、政府は、患者負担の軽減や医療保険財政の改善の観点から、使用促進を進めている。生活保護制度においても、「指定医療機関医療担当規程」の改正を行っているが、被保護者本人には、後発医薬品を選択するインセンティブ・・・
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2008年04月01日(火)
広告可能な診療科名の改正を受け、医療広告ガイドラインを改定 厚労省
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- 「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針」(医療広告ガイドライン)の改定について(4/1)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 カテゴリ: 医療制度改革
ガイドラインの改定は、広告可能な診療科名の改正等を受けて行われたもので、医療機関が標榜する診療科名として広告可能な範囲等が記載されている(p10~p15参照)。
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2008年04月01日(火)
平成20年4月1日現在のがん拠点病院、合計で351病院
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厚生労働省は平成20年4月1日現在の「がん診療連携拠点病院指定一覧表」を公表した。
一覧表によると平成20年4月1日現在、「都道府県がん診療連携拠点病院」は全国で47病院となっているものの、北海道は指定されていない(p1参照)。また、「地域がん診療連携拠点病院」は、全国で304病院が指定されている(p3~p8参照)。
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2008年04月01日(火)
薬価算定基準の改正について通知 厚労省
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厚生労働省は4月1日に、2月13日付けの通知「薬価算定の基準について」を公表した。
通知では、薬価制度改革の一環として中医協において、「薬価算定の基準について」が改正されたとし、今後はこの基準に従って薬価算定を行うこととしている(p1参照)。
また、薬価算定の基準について、(1)定義(p2~p11参照)(2)新規収載品の薬価算定(p11~p21参照)(3)既収載品の薬価の改定(p21~p26参照)(4)実施時期・・・
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2008年04月01日(火)
医療用医薬品の薬価基準収載等に関する取扱いについて通知 厚労省
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厚生労働省は4月1日に、2月13日付けの通知「医療用医薬品の薬価基準収載等に係る取扱いについて」を公表した。
薬価制度改革の一環として「平成20年度薬価制度改革の骨子」(平成19年12月14日開催の中医協)の了解を踏まえ、この通知を定めたとしている(p1参照)。
通知には、(1)新医薬品の薬価基準収載手続き(p1~p4参照)(2)報告品目、新キット製品又は後発医薬品の薬価基準収載手続き(p4~p6参照)(3)再・・・
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2008年04月01日(火)
特定保険医療材料の保険償還価格算定の基準について通知 厚労省
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厚生労働省は4月1日に、2月13日付けで出した通知「特定保険医療材料の保険償還価格算定の基準について」を公表した。この通知は、保険医療材料制度改革の一環として、中医協において「特定保険医療材料の保険償還価格算定の基準」が改正されたことを受け、今後は新しい基準に従って特定保険医療材料の価格算定を行うよう、関係者への周知徹底を求めている(p1参照)。
通知では、特定保険医療材料の(1)定義・・・
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