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2023年01月18日(水)
[診療報酬] 24年度改定、評価充実が前提ではない 中医協総会で支払側委員
- 中央社会保険医療協議会は18日、2024年度の診療報酬改定に向けて初めて意見交換し、支払側の委員は、医師の働き方改革を促す診療報酬の対応などを議論する際、評価の充実を前提にしないよう釘を刺した。 24年度に予定されている診療報酬改定は、介護報酬や障害福祉サービス等報酬の改定と重なる。厚生労働省は、「ポスト2025」を見据えた同時改定になるとの認識を示し、医師の働き方改革や医療DX、プログラム医療機器(SaMD)の・・・
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2023年01月16日(月)
[医療改革] 中長期の経済財政政策で特別セッション 経済財政諮問会議
- 政府の経済財政諮問会議は16日、有識者8人を招き、中長期を見据えた経済財政政策に関する特別セッションを行った。持続的な成長や、成長と分配の好循環を実現させるための具体策を打ち出すのが狙いで、医療関連では、成長の促進の新たな担い手としてデジタル医療機器の開発などを後押しすべきだとの意見があった<doc7197page3>。 特別セッションは夏にかけて数回開く予定で、後藤茂之経済財政政策担当相は、会議後の記者・・・
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2023年01月16日(月)
[診療報酬] 診療・介護報酬同時改定で意見を交換へ 中医協と社保審分科会
- 厚生労働省は、社会保障審議会の介護給付費分科会が16日に開いた会合で、2024年度に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定を見据え、中央社会保険医療協議会との意見交換を行う方針を示した<doc7172page1>。 新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた健康危機管理のほか、団塊世代の全員が75歳以上入りする「ポスト2025」、高齢化のピークを迎え人口減少が加速する40年を見据えた課題や方向性を関係者で共有するの・・・
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2023年01月10日(火)
[人口] 人口動態統計月報 22年8月分 厚労省
- 厚生労働省は10日、2022年8月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc7266page5>▽出生数/7万1,364人(前年同月比2.2%減・1,636人減)▽死亡数/13万4,441人(15.1%増・1万7,619人増)▽自然増減数/6万3,077人の減少(1万9,255人減)●死因別死亡数の上位3位<doc7266page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万2,888人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万8,194人▽老衰/・・・
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2022年12月27日(火)
[経営] 医療・福祉分野の就業者数は898万人 労働力調査11月分・総務省
- 総務省はこのほど、2022年11月分の「労働力調査(基本集計)」を発表した。詳細は以下の通り(完全失業者数以下はすべて産業全体の数値)<doc7121page1>。●就業者数▽産業全体:6,724万人(前年同月比28万人増)▽医療・福祉:898万人(1万人増)●完全失業者数/165万人(18万人減)●非労働力人口/4,139万人(45万人減)●完全失業率(季節調整値)/2.5%(対前月比0.1ポイント減)・・・
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2022年12月27日(火)
[医療費] 20年度の1人当たり入院医療費、1.69倍の地域差 厚労省
- 厚生労働省が12月27日に公表した医療費の地域差分析によると、人口の年齢構成の違いによる影響を補正した1人当たり入院医療費(国民医療費ベース)が2020年度に最も大きかったのは高知で、最小の新潟とは1.69倍の地域差があった。14年度の地域差は最大で1.65倍だった。国は医療費の地域差縮小に取り組んでいるが、「入院」での格差はこの6年間にむしろ拡大した<doc7088page15>。 政府は、22日に取りまとめた新経済・財政・・・
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2022年12月20日(火)
[人口] 人口動態統計速報 22年10月分 厚労省
- 厚生労働省は20日、2022年10月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc7026page2>。▽出生数/7万235人(前年同月比4.0%減・2,894人減)▽死亡数/13万1,840人(9.2%増・1万1,059人増)▽自然増減数/6万1,605人の減少(1万3,953人減)▽婚姻件数/3万9,685件(23.9%増・7,646件増)▽離婚件数/1万4,924件(3.6%増・519件増)・・・
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2022年12月08日(木)
[感染症] 接触機会増で感染急拡大の可能性、十分な警戒が必要 東京都
- 東京都が8日に公表した新型コロナウイルス感染症の感染状況・医療提供体制の分析では、新規陽性者数の7日間平均が高い水準のまま推移していることを取り上げ「年末年始に向けて、人と人との接触機会が増えると、感染が急拡大する可能性もあるため、今後の動向に十分な警戒が必要である」との見解を示している<doc6619page1>。 7日時点の新規陽性者数の7日間平均は約1万1,882人で、前回(11月30日時点)と比べて約835人増・・・
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2022年12月07日(水)
[医療改革] かかりつけ医機能、足元の課題に 全世代型社会保障構築会議
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- 全世代型社会保障構築会議(第10回 12/7)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 全世代型社会保障構築本部 カテゴリ: 医療制度改革
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2022年12月06日(火)
[人口] 人口動態統計月報 22年7月分 厚労省
- 厚生労働省は6日、2022年7月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc6660page5>▽出生数/6万5,887人(前年同月比8.1%減・5,840人減)▽死亡数/11万6,520人(4.7%増・5,229人増)▽自然増減数/5万633人の減少(1万1,069人減)●死因別死亡数の上位3位<doc6660page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万2,047人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万6,203人▽老衰/1万2,86・・・
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2022年12月05日(月)
[医療提供体制] 病床機能再編支援事業で地域医療構想推進を後押し、21年度は2,770床減に58億円
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- 社会保障審議会 医療部会(第93回 11/28)、医療介護総合確保促進会議(第17回 9/30)、第8次医療計画等に関する検討会(第7回 3/4)、医療政策研修会(令和3年度第2回 1/21)ほか
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療提供体制 特集 Scope
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2022年12月01日(木)
[医療改革] 新たな地域医療構想25年度に策定 諮問会議で加藤厚労相が説明
- 加藤勝信厚生労働相は1日の経済財政諮問会議で、現在の地域医療構想に基づく病床の機能分化を2025年度まで着実に進めながら、40年ごろを想定して医療の再編を進めるため構想をバージョンアップさせる方針を説明した。地域医療構想のバージョンアップは、政府の全世代型社会保障構築会議が5月に取りまとめた中間整理に盛り込まれた<doc6411page12>。 現在の地域医療構想は病床の機能分化と連携の推進に軸足を置いているが・・・
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2022年11月29日(火)
[経営] 医療・福祉分野の就業者数は910万人 労働力調査10月分・総務省
- 総務省は11月29日、2022年10月分の「労働力調査(基本集計)」を発表した。詳細は以下の通り(完全失業者数以下はすべて産業全体の数値)<doc6559page1>。●就業者数▽産業全体:6,755万人(前年同月比50万人増)▽医療・福祉:910万人(21万人増)●完全失業者数/178万人(6万人減)●非労働力人口/4,095万人(80万人減)●完全失業率(季節調整値)/2.6%(対前月比0.0ポイント増)・・・
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2022年11月29日(火)
[医療改革] かかりつけ医の認定制度は秋の建議に入らず 財政審
- 財政制度等審議会は29日、医療など分野ごとの改革を盛り込んだ2023年度予算の編成に関する提言(秋の建議)を取りまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。医療関連では、医療機関による「かかりつけ医機能」の発揮を促すため、機能の明確化・法制化を求めたが、これまで主張していた「かかりつけ医」の認定制度や、患者が事前登録する仕組みの創設は盛り込まなかった<doc6339page45>。 「かかりつけ医機能」を発揮するための・・・
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2022年11月28日(月)
[医療改革] ナース・プラクティショナーの制度化を提言 日看協
- 日本看護協会は28日、政府の規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)で、新たな国家資格としての「ナース・プラクティショナー」(NP、仮称)の制度の創設を提案した。想定できない患者の状態の変化や医師の指示が得られない状況での医療ニーズに対応できるようにするためで、制度化に賛成の声が上がった。WGでの検討内容を踏まえ、同会議は年末に中間取りまとめを行う。 日看協によると、在宅の現・・・
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2022年11月25日(金)
[人口] 人口動態統計速報 22年9月分 厚労省
- 厚生労働省は25日、2022年9月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc6353page2>。▽出生数/7万2,525人(前年同月比3.9%減・2,964人減)▽死亡数/12万7,040人(9.8%増・1万1,334人増)▽自然増減数/5万4,515人の減少(1万4,298人減)▽婚姻件数/3万498件(0.7%増・211件増)▽離婚件数/1万4,635件(1.8%増・262件増)・・・
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2022年11月24日(木)
[医療提供体制] 都道府県の医療計画の作成指針で見直し案 厚労省
- 2024年度に各都道府県で運用が始まる第8次医療計画の枠組みを話し合う厚生労働省の検討会が24日に開かれ、同省は、計画の作成指針の見直しを巡る議論のとりまとめに向けてたたき台を示した<doc6262page1>。21年の医療法改正を踏まえ、新興感染症への対応を都道府県が医療計画に新たに記載するほか、がんや糖尿病、精神疾患で「かかりつけ医」と専門医などとの役割分担を進める方向性を打ち出した。 ただ、今回は「かかり・・・
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2022年11月21日(月)
[感染症] 検査数・陽性者数増も陽性率減、解釈困難なパターン 感染研
- 国立感染症研究所は21日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第45週、11月7日-11月13日)を公表した。第45週は多くの指標で上昇を認めたが「検査数と検査陽性者数は増加したが、検査陽性率が減少し、解釈困難なパターンであった」との見解を示している<doc6255page1>。 週報によると、前週と比較して、中等症以上、重症の症例は共に増えた。年齢群別では、中等症以上の症例は、「0-4歳」と「20歳以上」の群・・・
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2022年11月18日(金)
[医療提供体制] かかりつけ医機能関連報酬の算定医療機関は2割程度、「定義の明確化」は切り離して検討か
- 「かかりつけ医機能を制度整備する」との政府方針を受け、厚生労働省が検討を進めている。検討会などの議論では、まだ具体的な方向が見えるまでには至っていないが、患者・国民にとって分かりやすい「定義」とそれに基づく情報発信が最大の焦点となりそうだ。◆外来医療計画の一環で「定義」を議論 政府が6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2022」には、「かかりつけ医機能が発揮される制度整備を行う・・・
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2022年11月17日(木)
[医療改革] 高所得の75歳以上の医療保険料、上限額年14万円増 厚労省案
- 75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度について、厚生労働省は17日、高所得者が支払う保険料の年間の上限額を現行の66万円から80万円に引き上げる見直し案を社会保障審議会・医療保険部会に示した<doc6116page8>。支払い能力に応じた負担を求めることで、高齢者医療費の一部を賄っている現役世代の負担を抑えるのが狙い。一部の委員からは、引き上げの対象となる人の急激な負担増を緩和するための経過措置を設けるよう・・・
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2022年11月17日(木)
[感染症] 新規感染者は全国的に増加が継続、北海道で過去最多 厚労省
- 厚生労働省が17日に公表した第106回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、新規感染者数について「全国的に増加が継続しており、ほぼすべての地域で今週先週比が1を上回っている」と解説している<doc6179page2>。 現在の感染状況については「地域差がみられ、その差が拡大している」と説明。北海道では今夏の感染拡大のピークを超えて過去最多を更新しているという・・・
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2022年11月09日(水)
[医療提供体制] 救急搬送困難事案、地域によっては高いレベル 厚労省
- 厚生労働省が9日に公表した第105回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、救急搬送困難事案について「非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに、全国的には足元で増加傾向となっており、地域によっては高いレベルのところもみられる」としている<doc5949page2>。 新規感染者数については「全国的に増加傾向となっており、すべての地域で今週先週比が1を上回っている」と説明・・・
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2022年11月08日(火)
[人口] 人口動態統計月報 22年6月分 厚労省
- 厚生労働省は8日、2022年6月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc6090page5>▽出生数/6万2,284人(前年同月比9.1%減・6,265人減)▽死亡数/11万854人(2.9%増・3,132人増)▽自然増減数/4万8,570人の減少(9,397人減)●死因別死亡数の上位3位<doc6090page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,066人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万5,727人▽老衰/1万2,300人・・・
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2022年11月08日(火)
[医療提供体制] かかりつけ医1人を任意で登録 健保連が制度化で提言
- 人口減少と高齢化が進む中、頻回受診や重複投薬の解消などによる医療の最適化は不可欠だとして、健康保険組合連合会は8日、患者の医療情報を一元管理し、幅広いニーズに応える「かかりつけ医」の制度化を提言した。一定の機能を整備した医療機関を認定し、そこの医師1人を国民や患者が「かかりつけ医」として任意で登録する内容で、自分に合った医師を選択できるように医療保険者が医療機関の機能を公開して支援する・・・
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2022年10月31日(月)
[介護] 所得が高い65歳以上の介護保険料、応能負担を 社保審・部会で意見
- 社会保障審議会の介護保険部会は10月31日、次の介護保険制度改正に向けて「給付と負担」をテーマに議論した。高所得の65歳以上の被保険者の保険料負担の在り方などが論点に挙がり、複数の委員から、制度を持続させるために能力のある高齢者にはさらに負担してもらうべきだとの意見が出た<doc5805page19>。同部会では、年内に取りまとめを行う。 介護保険制度では、給付費の半分を、65歳以上の第1号被保険者と40歳以上65歳・・・
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