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2015年10月07日(水)
[改定速報] 全体の3%の診療所で、訪問診療件数の75%占める 中医協・総会
- 厚生労働省は10月7日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度診療報酬改定に向けて「在宅医療」などを議論した。在宅医療では、(1)在宅医療の提供体制(p697~p719参照)、(2)在宅医療を提供する医療機関とその評価(p720~p733参照)―などがテーマとなった(10月7日に続報をお伝えします)。 (1)では、厚労省は今後、日本の総人口が減少に転じ、高齢者(特に75歳以上の高齢者)の占める割合は増加して・・・
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2015年10月07日(水)
[改定速報] 改定後に在宅医療提供状況に大きな変化なし 中医協・検証部会1
- 厚生労働省は10月7日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、「2014年度診療報酬改定の結果検証にかかる特別調査(2014年度調査)報告書案」を議題とした。報告書案が示されたのは、(1)同一建物同一日の訪問診療等の適正化による影響、(2)後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況―の各調査。議論の上、取りまとめを行い、この後の中医協総会に報告している(10月7日に続報をお伝えします)。 ・・・
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2015年10月07日(水)
[改定速報] 患者紹介契約「ある」は減少も、無回答増加 中医協・検証部会2
- 10月7日の中央社会保険医療協議会「診療報酬改定結果検証部会」では、このほか、同一建物同一日の訪問診療等の適正化による影響調査の報告書で、訪問看護ステーションや集合住宅に関する結果も示されている。 医療機関で、前回2014年度改定で、保険医療機関などが事業者などに対して、金品提供により患者を誘引することを禁止する旨を療養担当規則に明記したことに関して、患者紹介の契約が「ある」と回答した診療所は、改定前・・・
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2015年10月06日(火)
[診療報酬] 消費税対応、高額投資負担の区分措置の検討など答弁 政府
- 政府は10月6日、牧山ひろえ参議院議員(民主党)が提出した、医療に関する適切な税制の質問主意書に対する答弁書を公表した。 質問は、医療や診療報酬に関する税制に関して、社会保険診療に関する収入(仕入れ)に対する消費税が「非課税」となっていることについて、(1)診療報酬による補填での過不足に関する政府の認識(p6~p7参照)、(2)2014年の消費税8%への引き上げに対する診療報酬改定での補填状況(p7参照)・・・
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2015年10月06日(火)
[診療報酬] ICT活用の医療情報連携の診療報酬評価を検討へ 政府
- 政府は10月6日、牧山ひろえ参議院議員(民主党)が提出した、高齢者に対する在宅歯科診療の推進に関する質問主意書に対する答弁書を公表した。 質問は、高齢者の在宅歯科診療に関して、(1)現役時の居住地と介護施設の所在地が離れている場合が多いものの、かかりつけ医の訪問診療に関して、診療報酬算定は16キロメートル以内の距離制限があること(p6参照)、(2)書面が診療報酬上の要件となっている診療情報提供書など・・・
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2015年10月02日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.43 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政(第43号 10/2)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 調査・統計 高齢者 医療提供体制
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2015年10月02日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(10月5日~10月10日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月5日~10月10日)(10/2)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年09月30日(水)
[医療機器] 区分C1・C2、3製品の1月からの保険適用を了承 中医協・総会
- 厚生労働省は9月30日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、医療機器の保険適用(p3~p10参照)を承認した。 新たに保険収載(2016年1月収載予定)される医療機器(区分C1:2製品、区分C2:1製品)は次のとおり(p3参照)。【区分C1・新機能】●パーキンソン病の運動障害、ジストニアの症状軽減に使用する「アクティバSC」(日本メドトロニック):保険償還価格・124万円(p4~p7参照)●パーキンソン病の運動障害・・・
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2015年09月30日(水)
[再生医療] 再生医療等製品2製品の取り扱いを了承 中医協・総会
- 厚生労働省は9月30日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、再生医療等製品の医療保険上の取り扱い(p11~p15参照)を了承した。 薬事法改正後に承認(条件・期限付承認を含む)された再生医療等製品は個別の製品の特性をふまえ、医薬品の例または医療機器の例により対応するかを、薬事承認結果をふまえ判断することとされている。今回、取り扱いが了承されたのは、次の2製品(p12~p15参照)。(i)【新再生医療等・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 大病院受診時の定額負担、地域別の設定に異論 中医協・総会1
- 厚生労働省は9月30日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて「外来医療」をテーマとし、「紹介状なしの大病院受診時にかかる選定療養」を議論した(提示された論点の内容は9月30日既にお伝えしたとおり)。今回、厚労省は提示した論点に関して、結論を得るのでなく意見を求めたいと述べ、委員が議論している。 定額負担を求める大病院の範囲に関して、鈴木邦彦委員(日医常任理事)は、・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 患者申出療養の制度設計案を取りまとめ 中医協・総会2
- 9月30日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「患者申出療養の制度設計案」を議論したうえ、取りまとめた。患者申出療養は、安倍首相が創設を決めた新たな保険外併用療養制度。患者が最先端の医療技術等を希望した場合に、安全性・有効性等を確認したうえで、保険外の診療と保険診療との併用を認めるもの。 制度設計案では、患者申出療養は困難な病気と闘う患者の思いに応えるため、先進的な医療について、患者・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 有害事象対応、事前同意を得て実施計画記載 中医協・総会3
- 9月30日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「患者申出療養の制度設計案」に関して、(2)患者申出療養として前例がある医療の実施までの取り扱い、(3)患者申出療養の実施後にかかる運用、(4)今後のスケジュール―についても内容が示されている。 (2)では、患者申出療養評価会議での審議の結果、実施が可能となった医療は前例がある患者申出療養として、実施医療機関を臨床研究中核病院が個別に審査し追加可能。実施・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 紹介状なし大病院受診時の定額負担、議論開始 中医協・総会1
- 厚生労働省は9月30日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて「外来医療」などを議論した。(9月30日夜に続報をお伝えします) 外来医療では、「紹介状なしの大病院受診時にかかる選定療養」がテーマとなった。2015年1月13日に政府の社会保障制度改革推進本部は、紹介状なしで特定機能病院や500床以上の病院を受診する場合、選定療養として初診・再診時に原則的に定額負担を求めることを・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 負担額3案例示、負担を求めない患者など論点 中医協・総会2
- 9月30日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、厚労省が「紹介状なしの大病院受診時の定額負担導入」に関する個別の論点に関して説明をしている。 「定額負担を求めない患者・ケース」に関しては、現行の選定療養制度で徴収が認められない「初・再診時の緊急その他やむを得ない事情がある場合(救急患者、公費負担医療制度の受給対象者、無料低額診療事業の対象患者、HIV感染者)」などについて、定額負担を求めないことを提・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 後発医薬品促進や未妥結減算で業界から意見聴取 薬価専門部会
- 厚生労働省は9月30日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、2016年度の次期薬価改定に向けて、(1)日本ジェネリック製薬協会(p3~p18参照)、(2)日本医薬品卸売業連合会(p19~p37参照)―からそれぞれ意見聴取した。 (1)は、初収載品の薬価に関して、先発医薬品と後発医薬品の価格差は、後発医薬品の使用促進に十分な水準にあり、さらなる引き下げを行う必要性は乏しいと説明した。これ以上一律に引き・・・
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2015年09月16日(水)
[改定速報] 次期診療報酬改定で今後のスケジュール表 医療部会2
- 9月16日の社会保障審議会「医療部会」では、このほか、「2016年度診療報酬改定のスケジュール案」(p4参照)が示されている。 社会保障審議会の「医療部会」、「医療保険部会」で今後、2016年度診療報酬改定の基本方針をそれぞれ3回にわたって議論。11月下旬~12月初旬に改定の基本方針を策定(前回2014年度改定時は12月)する(p4参照)。 これと並行して、中央社会保険医療協議会で、10月~11月に医療経済実態調査の・・・
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2015年09月09日(水)
[改定速報] 入院分科会の調査中間まとめに対し委員らが質問 基本問題小委
- 厚生労働省は9月9日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、「診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会での2014年度調査結果(中間まとめ)の概要」の報告などを行った。報告は2014年度診療報酬改定答申書の附帯意見の入院医療に関連する事項に関して、改定後の実態調査結果の分析や技術的課題に関する検討を行ったもの。 厚労省は調査結果の中間まとめを説明し、(内容は8月26日の入院分・・・
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2015年09月09日(水)
[改定速報] 粒子線治療の検討結果や医療機器保険適用を報告 中医協・総会
- 厚生労働省は9月9日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器の保険適用(p3~p4参照)、(2)先進医療会議の検討結果の報告(p5参照)、(3)被災地における特例措置(p272~p278参照)―などを議題とした。 (1)は、9月1日に保険適用された医科と歯科の区分A2(特定包括)、B(個別評価)の医療機器が報告された(p3~p4参照)。 (2)では、粒子線治療に関する先進医療会議(9月3日)の検討結・・・
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2015年09月09日(水)
[改定速報] 入院評価分科会の調査結果・中間まとめを報告 基本問題小委
- 厚生労働省は9月9日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」、「総会」などを開催し、「診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会での2014年度調査結果(中間まとめ)の概要」の報告などを行った。(詳報は今夜、第2回目の配信でお伝えします。9月から中医協など改定速報は1日2回配信いたします)・・・
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2015年09月09日(水)
[改定速報] 医療材料の再算定制度廃止などを業界団体が要望 材料専門部会
- 厚生労働省は9月9日、中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「医療機器業界からの意見聴取」を実施した。参加団体は日本医療機器産業連合会、日本医療機器テクノロジー協会など6団体。代表して日本医療機器産業連合会が、保険医療材料に関して(1)機能区分制度の見直し、(2)再生医療等製品の保険上の評価、(3)毎年改定反対、(4)費用対効果評価導入の懸念、(5)・・・
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2015年09月09日(水)
[改定速報] 患者申出療養、患者の責任にならない補償整備を 中医協・総会
- 厚生労働省は9月9日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、「患者申出療養」に関するヒアリングなどを議題とした。ヒアリングを受けたのは一般社団法人日本難病・疾病団体協議会と一般社団法人全国がん患者団体連合会。 日本難病・疾病団体協議会の森幸子代表理事は「あらためて患者申出療養制度への懸念、危惧を示し、中医協総会での慎重な審議を切に要望する」と強調。混合診療の無制限な拡大は、国民皆保険の観点から・・・
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2015年09月04日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(9月7日~9月12日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月7日~9月12日)(9/4)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年09月03日(木)
[先進医療] 2016年度診療報酬改定に向け検討スケジュール案 先進医療会議
- 厚生労働省は9月3日、「先進医療技術会議」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けた、先進医療の保険導入などおよび施設基準の見直しに関する「検討方法案」(p3~p4参照)および「イメージ」(p25参照)を示した。 先進医療は、厚生労働大臣が定めた「評価療養」の1つで、保険診療との併用が認められる。検討方法案では、次のように今後のスケジュールが示された(p3~p4参照)(p25参照)。(1)2015年12月まで・・・
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2015年08月27日(木)
[肝炎対策] 肝炎治療事業におけるハーボニー配合錠への対応案 戦略会議
- 厚生労働省は8月27日、「肝炎治療戦略会議」を開き、C型慢性肝炎およびC型代償性肝硬変に対する、「レジパスビル/ソホスブビル配合錠(ハーボニー配合錠)」に関し、有効性・安全性(p25~p26参照)や、肝炎治療特別促進事業における取り扱い(p26参照)について討議したほか、「対応方針」案(p27~p28参照)を示した。 今回の会合の背景には、ハーボニー配合錠が、8月26日の中央社会保険医療協議会の審議を経て、8・・・
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2015年08月26日(水)
[診療報酬] 急性期の認知症等の検討盛り込み中間まとめ案 入院分科会1
- 厚生労働省は8月26日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、中間取りまとめ案を議論した。中央社会保険医療協議会に近く、報告する。中間取りまとめ案では、(1)急性期入院医療―などに関する分科会の検討結果が示されている。前回までに示されたまとめ案から、主な変更・加筆などがされている部分などは次の通り。 (1)では、7対1病棟で【データ提出加算】の届出が要件化されるなか、提出データに・・・
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