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資料1-3:デジタル社会の実現に向けた重点計画(案) (63 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/councils/social-promotion/38606249-07b3-4176-a538-58e0c64a488a/
出典情報 デジタル社会推進会議(第4回 6/6)《デジタル庁》
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2.安全・安心で便利な暮らしのデジタル化
(1)準公共分野・相互連携分野の指定
① 準公共分野の指定
生活に密接に関連しているため国民から期待が高く、国と民間が協働して支えている準
公共サービスのうち、国による関与(予算措置等)が大きく他の民間分野への波及効果が
大きいものとして、
「健康・医療・介護」

「教育」

「防災」

「こども」

「モビリティ」

「農
林水産業・食関連産業」

「港湾(港湾物流分野)


「インフラ」の8分野を準公共分野に指
定する。
② 相互連携分野の指定
各準公共分野をターゲットとした取組に加え、こうした取組分野を越えた横断的な連携
が重要な相互連携分野として、まずは「取引(受発注・請求・決済)


「スマートシティ」
の2分野を指定する。
これらのほか、国際的な商流・物流に係る貿易プラットフォーム・ビジネスに関連する
取組やエネルギー、モビリティ、エンターテイメント、生活関連サービス、不動産等の様々
な分野と連携するスマートビルに関連する取組について、他の分野との関係を整理しつつ
指定を検討する。
③ 準公共分野・相互連携分野の情報システム
準公共分野のデータ連携基盤並びに関連する情報システムについては、デジタル社会の
形成に資するよう、情報システム整備方針に基づき施策を推進する。
相互連携分野については、各府省庁が、標準に係る整備方針を策定する。デジタル庁は
その進捗を評価し、是正が必要な場合には担当府省庁と協議し、調整を行う。
(2)準公共分野のデジタル化の推進
① 健康・医療・介護
世界に先駆けて超高齢社会に直面する中、国民の健康寿命の延伸を図るとともに、社会
保障制度を将来にわたって持続可能なものとし、将来世代が安心して暮らしていけるよう
にしていくことが、今後の我が国の継続的な発展のために不可欠である。
こうした中で、保健・医療・介護の情報について、その利活用を積極的に推進していく
ことが、個人の健康増進に寄与するとともに、医療現場等における業務効率化の促進、よ
り効率的、効果的な医療等の各種サービスを行っていく上で、非常に重要となっている。
また、
新型コロナウイルス感染症への対応も踏まえ、
安全保障や危機管理の観点からも、
こうした情報の利活用を積極的に推進していくことが不可欠となっている。
このため、
「医療 DX の推進に関する工程表」55や「データヘルス改革に関する工程表につ
いて」56に記載の取組を着実に進めていく必要がある。

55
56

2023 年(令和5年)6月2日医療 DX 推進本部
2021 年(令和3年)6月4日厚生労働省

58