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資料1「こども未来戦略方針」案 (14 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/dai5/gijisidai.html
出典情報 こども未来戦略会議(第5回 6/1)《内閣官房》
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Ⅲ.
「加速化プラン」~今後3年間の集中的な取組~
(これから6~7年がラストチャンス)


我が国の出生数は 2000 年代に入って急速に減少しており、1990 年から 2000 年までの
10 年間の出生数は約3%の減少であるのに対し、2000 年から 2010 年は約 10%の減少、
2010 年から 2020 年は約 20%の減少となっている。さらに、コロナ禍の3年間(2020~
2022 年)で婚姻件数は約 10 万組減少、未婚者の結婚希望や希望こども数も大幅に低下・
減少している。



このままでは、2030 年代に入ると、我が国の若年人口は現在の倍速で急減することに
なり、少子化はもはや歯止めの利かない状況になる。2030 年代に入るまでのこれからの
6~7年が、少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスであり、少子化対策は
待ったなしの瀬戸際にある。



このため、以下の各項目に掲げる具体的政策について、
「加速化プラン」として、今後
3年間の集中取組期間において、できる限り前倒しして実施する。

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