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参考資料2_「がん研究10か年戦略」の推進に関する報告書(中間評価) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》
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(3)患者に優しい新規医療技術開発に関する研究
(4)新たな標準治療を創るための研究
(5)ライフステージやがんの特性に着目した重点研究領域
① 小児がんに関する研究
② 高齢者のがんに関する研究
③ 難治性がんに関する研究
④ 希少がん等に関する研究
(6)がんの予防法や早期発見手法に関する研究
(7)充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざした研究
(8)がん対策の効果的な推進と評価に関する研究
また、平成 26 (2014)年には、健康・医療戦略推進法が施行され、同年には、
「健康・医療戦略」が閣議決定された。さらに、平成 27(2015)年には国立研
究開発法人 日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and
Development。以下、
「AMED」という。)が設立され、政府一体となってがんを始
めとする医療開発研究を進める基盤が確立した。がん研究においては、
「ジャパ
ン・キャンサーリサーチ・プロジェクト」として、文部科学省、厚生労働省、経
済産業省の3省が一体的かつ融合的に連携を図りながら、基礎研究から実用化
を目指した研究まで一貫した管理を行ってきた。
さらに、平成 30(2018)年3月には、第3期の「がん対策推進基本計画」
(以
下「基本計画」という。)が閣議決定され、全体目標として「がん患者を含めた
国民が、がんを知り、がんの克服を目指す」ことが掲げられ、
「がん予防」、
「が
ん医療の充実」、
「がんとの共生」を三本の柱として設定し、がん研究はその基盤
として位置づけられた。
今般、基本計画において、「『がん研究10か年戦略』のあり方について検討
を行い、新たな課題や重点的に進めるべき研究を盛り込む。その際、必要に応
じて、現在 AMED で行われている事業の研究領域を見直し、科学技術の進展や
臨床ニーズに見合った研究を推進する。」とされていること、また、戦略にお
いても、「がん研究の進捗状況や、国内外のがん研究の推進状況の全体像、が
ん患者をはじめとする国民のニーズを正確に把握した上で、「基本計画」の見
直しも踏まえ、本戦略の中間評価と見直しを行う」とされていることから、我
が国のがん研究に関する現在の課題を把握するとともに、戦略の後半期間にあ
たる平成 31(2019)年から平成 35(2023)年に重点的に取り組むべき研究に
ついて議論し、がん研究の今後の方向性を示すこととした。

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