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03【資料1】海外製インフルワクチンの製造供給プロセス案について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30319.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第31回 1/25)《厚生労働省》
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インフルエンザワクチンの製造株選定に当たって確認すべき事項
前提:WHOが決定したワクチン推奨株又は類似株の中から、製造に使用する株が選択されていること

国内の季節性インフルエンザワクチンの製造株の選定における基本的考え方:
原則として世界保健機関(WHO)が推奨する株の中から、①期待される有効性及び②ワクチンの供給可能量を踏まえた上
で、①及び②の双方を考慮した有益性(4種類の製造株に係る有益性の総和)が最大となるよう検討している。


期待される有効性について
➢ WHOにおいて、今後流行が予測されるウイルス株を検討した上でワクチン推奨株及び複数の類似株を決定しており、
その中からワクチン製造株が選ばれていれば、一定のワクチンの効果が期待できる。
➢ 一方、ウイルス株については、継代による抗原性の変異が生じうることが知られており、海外製ワクチンについても
WHOのワクチン推奨株とワクチン製造株で抗原性が変化していないことを確認する必要があると考えられる(※)。




例年の季節性インフルエンザワクチンの製造候補株の検討に当たって、感染研がワクチン製造候補株の抗原性
が変化していないことを確認している。

ワクチンの供給可能量について
➢ 海外製の季節性インフルエンザワクチンについて、国内の製造販売業者からの供給量に上乗せされること等を踏まえ
ると、海外製ワクチンについては供給可能量に関係する増殖性及び生産性を改めて日本国内で確認する必要はないと
考えられる。
ご意見いただきたい点



上記の考え方について、さらに検討すべき点や修正すべき点はないか。
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