・「令和３年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業（医療分）に関
するＱ＆Ａ（第 15 版）について」（令和４年２月８日付け事務連絡）
https://www.mhlw.go.jp/content/000894441.pdf

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重点医療機関からの早期退院患者や療養解除後の患者受入先の確保、高齢
者施設等における医療体制の強化について
（１）早期退院患者や療養解除後の患者受入先の確保について
○ コロナ入院患者が早期退院する場合や、コロナ回復患者の退院後の受入先
として、重点医療機関のコロナ病床以外の病床（慢性期病床を含む。）等で
患者を受け入れることを促進すること。
なお、早期退院患者の受入先の医療機関においては、患者は療養解除前
の陽性患者であるため、個室またはコロナ患者のみが同室で療養するコロナ
病床で受け入れることになる。また、早期退院患者としては、コロナ感染症
としての重症化の恐れが無くなったものの、例えば、基礎疾患についての投
薬コントロールや輸液等の全身管理等のため、引き続き入院治療が必要な高
齢患者等を想定しており、それらに対応する医療機関について、現在の重点
医療機関以外の医療機関も含め受入先の整備を促進すること。
（２）高齢者施設等における医療体制の強化について
○ 高齢者施設等における新型コロナウイルス感染症の退院患者の受入につ
いては、これまで「今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた高
齢者施設等における対応について」（令和３年 10 月 25 日付け厚生労働省新
型コロナウイルス感染症対策本部ほか連名事務連絡）等でもお示ししてきた
とおり、退院基準を満たし退院をした者について、新型コロナウイルス感染
症の疑いがあるとして、施設系及び居住系サービス事業所において、入所を
断ることは、受入を拒否する正当な理由には該当しないこと。
今般の感染の急拡大に伴い、専門家の派遣を含めた高齢者施設等における
医療体制の強化に加え、退院患者の受入体制の強化を行う必要があることか
ら、衛生主管部局及び介護保険担当主管部局で連携するとともに、関係団体
や高齢者施設等とも連携し、高齢者施設等における体制の強化を進めること。
さらには、高齢者施設等において酸素投与しながら療養する場合に備え、酸
素濃縮装置を迅速に高齢者施設等に送付できる体制を整えること。
また、高齢者施設等が継続して必要な役割を果たすことが出来るよう、レ
クリエーション時のマスク着用や送迎時の窓開け等、「介護現場における感
染対策の手引き」に基づき、基本的な感染防止策を徹底するとともに、感染
流行地域では面会の実施にあたってオンラインによる実施も含めた対応を
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