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資料1 外来医療の提供体制について (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28786.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第16回 10/26)《厚生労働省》
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第10回検討会(令和4年7月20日)における論点と主なご意見
これまでの論点
○ 地域の医療機関の外来機能の明確化や連携状況を可視化し、患者による医療機関の適切な選択を支援することを目的に、紹介受診重点医
療機関となる医療機関の名称に加え、外来機能報告で把握可能な、医療資源を重点的に活用する外来の実施状況等の情報を、次期外来医療
計画に記載することとしてはどうか。
○ 地域の外来医療提供体制の検討において、病床機能報告では把握出来ない、医療資源を重点的に活用する外来の実施状況や紹介・逆紹介
率等の外来機能報告によって新たに把握可能となった項目について、どのような活用方法が考えられるか。
○ 都道府県は外来機能報告により報告された事項について公表することとされている中、国も個人の特定につながる情報については非公開とし
たうえで、病床機能報告と同様に外来機能報告のデータをオープンデータとして公表してはどうか。

主なご意見
○ 紹介受診重点医療機関はレベルが高く受診先としてまず選択すべき医療機関である、との誤解を持たれないようにする工夫が必要。
〇 紹介受診重点医療機関について住民に理解してもらうためには、医療機能情報提供制度の項目に加えるだけではなく、そもそも紹介受診重
点医療機関とはどんなところなのかしっかりと周知していくことが必要。
〇 医療資源を重点的に活用する外来など、分かりやすい言葉に置き換えるべき。

○ 外来機能報告によって新たに把握可能になった項目については、地域の協議の場や国民への情報提供における活用が考えられる。
○ 外来機能報告で得られるデータについては、かかりつけ医機能を含めた外来機能全般の明確化と、連携推進に向けた協議での活用も考える
べき。
〇 外来機能報告のデータをオープンデータとして公表することについて、公表の仕方にいろいろな課題があるかもしれないが、特に異論はない。
〇 オープンデータ化については見せ方によっては危険となるためよく検討するべき。

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