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資料1 外来医療の提供体制について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28786.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第16回 10/26)《厚生労働省》
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今後の方向性(案)
○ 外来医師偏在指標については、引き続き現行の計算式を使用するとともに、地域医療構想及び医師確保計画に関する
ワーキンググループにおける医師偏在指標に係る議論を踏まえ、使用するデータの時点については、2017(平成29)年の
外来受療率を用いることとしてはどうか。
○ 一方で、外来医師偏在指標は、診療所の開設に対する取組であり、診療所数と診療所の医師数は1:1に近い傾向があ
ることから、診療所の偏在状況を示す指標と考えられるため、外来医師偏在指標の算出においては、引き続き主たる従事
先のみを用いることとしてはどうか。
○ 今後の外来需要の動向が地域によって異なることを踏まえ、二次医療圏毎の人口推計や外来患者数推計等を踏まえた
協議を行うことを求めてはどうか。さらに、外来医師多数区域以外や新規開業者以外においても、地域の実情に応じて、地
域で不足する医療機能を担うこととしてはどうか。なお、外来医療の体制整備に当たっては、医師確保の観点も必要である
が、特に外来医師多数区域以外については、医師確保計画とも整合性をとりながら進めることとしてはどうか。

○ 地域に必要な外来医療提供体制の構築を進める観点から、都道府県は、地域で不足する医療機能(夜間・休日の診療、
在宅医療、公衆衛生等)について、具体的な目標を定め、達成に向けた取組の進捗評価に努めることとしてはどうか。
○ 外来医師多数区域における新規開業者に対しては、地域で不足する医療機能を担うことに合意が得られた事項に関し
て、地域の医師会や市町村と情報共有する等、フォローアップを行うことを新たにガイドラインへ記載してはどうか。

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