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資料1 外来医療の提供体制について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28786.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第16回 10/26)《厚生労働省》
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医師偏在指標と外来医師偏在指標
○ 外来医師偏在指標については、医師確保計画における医師偏在指標と同様に5つの要素を勘案した人口10 万人対診療所
医師数に基づく指標を算出している。
○ 一方で、外来医師偏在指標は診療所の偏在状況を示す等、外来医師偏在指標に特有の考え方もある。
○ なお、次期医師偏在指標については、地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループにおいて、受療率や複
数の医療機関に勤務する医師等についての議論がなされている。
【地域医療構想及び医師確保計画に関するWGにおける論点(抜粋)】
(受療率について)
・ 2020(令和2)年の患者調査は新型コロナウイルス感染症の影響を受けていると考えられる。今後の受療率の見通しの予想は困難であり、現時
点においては、少なくとも新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない2017(平成29)年の患者調査を用いて医師偏在指標を算出することと
してはどうか。
(主たる従事先・従たる従事先について)
・ 大学病院等に勤務する医師の実態を考慮するため、これまでの主たる従事先のみを考慮した医師数ではなく、三師統計で従たる従事先を記載
している医師については、その状況を加味し、主たる従事先では0.8人、従たる従事先では0.2人として算出してはどうか。
4-2 外来医師偏在指標
○ 都道府県は、厚生労働省から提供される暫定的な地域ごとの外来医療機能の偏在・不足等の客観的な把握が可能となる指標(以下「外来医師偏在指標」という。)を基に、対象区域間の外来患者
数の流出入について、以下に示す考え方を踏まえ、必要に応じて都道府県間で調整の上設定することとする。
(1)外来医師偏在指標の考え方
○ 医師確保計画における医師偏在指標により、医師全体の偏在の度合いが示されることとなったが、外来医療についても外来医療の実態を反映する指標が必要である。
○ 外来医療機能の偏在等の可視化に当たっては、外来医療のサービスの提供主体は医師であることから、外来医療に関する指標として医師数に基づく指標を算出することとし、具体的には、医師確
保計画における医師偏在指標と同様に5つの要素(医療需要(ニーズ)及び人口構成とその変化、患者の流出入等、へき地等の地理的条件、医師の性別・年齢分布、医師偏在の種別(区域、入院/
外来))を勘案した人口10 万人対診療所医師数を用いることとする(以下当該指標を「外来医師偏在指標」という。)。
○ なお、大半の診療所が1人の医師によって運営されており、診療所数と診療所の医師数は1:1に近い傾向にあることから、外来医師偏在指標は診療所の偏在状況を示す指標としても使用可能で
あると考えられる。
(出典)外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン

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