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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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専門家による評価【令和4年9月2日時点】

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

死因等
(報告者による見解・考察等)
ロット番号

接種回数

基礎疾患等
報告書上の記載

196

197

198

199

200

40歳

48歳

56歳

73歳

66歳











不明

不明

2022年7月5日

2022年2月12日

2022年8月2日

不明

不明

不明

2022年2月13日

2022年9月21日

不明

不明

000126A

000021A

不明

報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

他要因の可能性
の有無
ワクチンと死亡との
(報告医評価)
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和4年10月7日時点】
評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

2回目

文献報告に基づく症例。
ワクチン接種から死亡までの間隔は
3日と報告された。死因は虚血性疾
患。剖検が実施された。
剖検による死因は重度の冠動脈硬
化症であった。患者は、咽頭浮腫及
び好酸球浸潤などのアナフィラキ
シーを示唆する徴候をしめさなかっ
虚血性心疾患
た。その他の所見は脂肪肝と報告さ
れた。
組織病理学的検査を行い、血中エタ
ノール濃度を測定した。トリプターゼ
及び/又は免疫グロブリンE(IgE)を
測定した。
死亡時、 冠動脈硬化症(重度冠動脈
硬化症)の転帰は不明。

心筋虚血

解剖

不明

不明

-

-

-

評価中

1回目

文献報告に基づく症例。
ワクチン接種から死亡までの間隔は
3日と報告された。剖検が実施され
た。
糖尿病性ケトアシドーシス
剖検所見の死因は脱水と報告され
た。病理組織学的検査を実施し、血
中エタノール濃度を測定したが、結
果は得られなかった。

糖尿病性ケトアシドーシス

解剖

不明

不明

-

-

-

評価中

3回目

既往症:気管支喘息、筋痛症、不眠

過去に投与された製剤はミルタピザ
ン。接種1日後。急性心機能不全発
症。死亡した(死亡日未記載)。
剖検が実施された。
解剖医報告では、心臓異常硬度、心
嚢液少量、多染性血液150ml、暗赤
色、液体、冠動脈hとんど狭窄なし。 不明
組織:明らかな炎症性細胞浸潤又は
繊維化なし。血栓なし。肺:中程度の
出血、明らかな炎症性浸潤なし。血
栓なし。少量の胸水。脳:萎縮、損
傷、明らかな出血、変性なし。血液:
エタノールは検出されずず。ミルタザ
ピンは血液中で検出された。死因は
報告されていない。

不明

解剖

評価不能

不明

-

-

-

評価中

3回目

検案医からの報告
接種1回目と2回目はファイザー。3
回目はモデルナ筋注。
予診票記載の有無は不明なるも、高
血圧症で内服中(薬品名不明)
接種は集団接種会場にて午前中に
受ける。昼過ぎ腕が少し痛くなった 不明
が、普段通り昼食を済ませ夕方テレ
ビ鑑賞、入浴。22時半ころ就寝。翌
日9時ころ起床、発熱を訴え検温。
38.4度。朝食としてパン少し。その
後、再度、就寝。16時半ころ呼吸して
いないことに気づき、救急要請した

不明

検案

評価不能

不明

-

-

-

評価中

4回目

既往症:アルコール性肝硬変、食道
静脈瘤
治療中:高血圧、糖尿病
ワクチン接種後36日、咳出現。37日
目に息苦しさ加わり、38日目近医受
診。OT画像でスリガラス影を認め、
低酸素血症のため、報告者病院へ
救急搬送された。39日目には呼吸状
態悪化、酸素15ℓ
吸入下でSpO2 80%
台となったため人工呼吸器管理とな
る。挿管時、気管孔より多量の淡血
性痰を吸引される。痰の生化学分析 急性間質性肺炎
では同日の血清とほぼ同じ所見で肺
内への血清流出と考えられた。ステ
ロイドの治療でFIO2 0.7まで改善し
たが、多臓器の障害が進行。入院12
日目(ワクチン接種後50日)死亡され
た。
KL-6:1490、SP-D1966と極めて高
値であり、CT画像上COVID19肺炎に
類似。COVID19ワクチンにより、細胞
性免疫の過剰活性から、免疫関連有
害事象を発症したと考えられる。

間質性肺疾患

CT

関連あり



-

-

-

評価中

注1:各症例の記載は、令和3年5月22日〜令和4年8月19日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和4年8月7日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:接種医療機関及び搬送先医療機関から同一事例について報告あり。本表の記載内容は、両報告内容に基づく。
注4:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1−1−2や資料1−2−2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注5:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、7/21以降「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。

40

症例No