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(参考資料1)総合確保方針の次期改定に向けた主な論点(参考資料) (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00023.html
出典情報 医療介護総合確保促進会議(第16回 7/29)《厚生労働省》
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タスク・シフト/シェアの具体的な普及・推進策


タスクシフト/シェアの普及・推進について、医療機関における取組を促進するため、医師の働き方改革の推進に関する検討会において検討されてい
る 医師労働時間短縮計画や評価センターによる評価の枠組みにタスクシフト/シェアを推奨する業務や、その考え方を加味する。
〇 評価結果を医療勤務環境改善支援センターへ報告し、他の医療機関に対する助言に活用することで、地域全体でのタスクシフト/シェア推進の好循環
が 期待できる。
〇 厚生労働省において、タスク・シフト/シェア可能な業務範囲の明確化を行うとともに、参考となるタスク・シフト/シェア推進の好事例について、その
プロセスや 費用対効果も含めた収集・分析を行い、周知を図る。

医療機関勤務環境評価センター

医療機関
医師労働時間短縮計画の策定
◯ 意識改革・啓発
◆ 管理者マネジメント研修
◆ 医師全体に対する説明会
◆ 各部門責任者に対する研修
◆ 全職員の意識改革に関する研修




評価
労働時間短縮に向けた取組・
労務管理状況について評価

技術の習得・向上
◆ タスク・シフト/シェアに係る研修
◆ シフト/シェア後の事故報告等の安全確保を目的
とした改善のための方策を講ずる

好事例を活用し、助言

勤務環境改善の助言
厚生労働省

【タスク・シフト/シェアの取組に関する好事例】
他の医療機関の模範となる取組が行われるなど、医師の労働時間
短縮に向けた医療機関内の取組が十分に行われており、医師の労
働時間短縮が進んでいる事例。

医療勤務環境改善支援センター(全国47カ所)
評価センターの評価のプロセスで得られた好事例を蓄積



◯ 医療機関に行う勤務環境改善の助言等に蓄積されたタスク・
シフト/シェア好事例を活用

実施可能な業務範囲の明確化・通知の発出



タスク・シフト/シェア推進のプロセスについて
費用対効果を含めて好事例を収集・分析し、周知



臨床研修アンケートを用いた、タスク・シフト/シェアの
進捗状況の定点評価



医師の労働時間の実績と労働時間短縮に
向けた取り組みの評価
◆ 検討会で示されたタスク・シフト/シェア
項目への取り組みを評価
◯ 評価結果の公表にあわせて、医療機関の同意を得て
タスク・シフト/シェア好事例の具体的取組内容も公表

タスク・シフト/シェアの取組
に関する好事例を報告
(好事例の収集)




余力の確保
◆ ICT導入等による業務全体の縮減
◆ 現行担当している職種からその他の職種への
タスク・シフト/シェアの推進
◆ 一連の業務の効率化と現行担当職種の見直し





必要な取り組みを進めるための財政的支援

※ 医師に対して時間外労働の上限規制が適用される2024年4月に向けた
医師の労働時間短縮の取り組み。


2024年以降も労働時間の削減が必要であることから、2035年度末を目
標に引き続き検討。

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