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(資料1)執行状況、令和3年度交付状況等について(報告) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00023.html
出典情報 医療介護総合確保促進会議(第16回 7/29)《厚生労働省》
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6.論点と⾒直しの⽅向性

令和4年度⾏政事業レビュー
公開プロセス
令和4年6月2日

事業(5)
資料抜粋

論点


一部の事業区分において、都道府県の基⾦の執⾏状況が低調であることを踏まえ、ニーズの高い取組に重点的な支援を
⾏うことが、今後の地域医療構想の実現に必要不可⽋なのではないか。

現状


都道府県に造成された基⾦のうち、「医療機関の施設⼜は設備の整備に関する事業」については執⾏率が低調となって
いる。



執⾏率が低調な理由としては、個々の医療機関において地域医療構想を踏まえた対応⽅針の作成を進めているところで
あるが、⻑期的な計画であり、地域の関係者との協議などに⼀定の時間を要することに加え、現下の新型コロナ対応に
よって関係者による協議が困難であったなどといった声が⾃治体などから寄せられており、それが基⾦の執⾏状況に繋
がっていると考えられる。



他⽅で、「医療従事者の確保に関する事業」については、交付額のほとんどが執⾏されており、新型コロナ対応を踏ま
えた医療⼈材の質の確保や2024年から施⾏される医師の働き⽅改⾰に向けた対応として、これまで以上に「⼈への投
資」に対する需要が高まっている。

⾒直しの⽅向性


都道府県での執⾏状況が低調である「医療機関の施設⼜は設備の整備に関する事業」については、都道府県の事業の進
捗評価等を踏まえ、執⾏残額の積極的な活用を図る予算配分を⾏っていく。



「医療従事者の確保に関する事業」について、地域の実情に沿った取組を⽀援するための方策を検討する。



いずれにせよ、⾃治体等と丁寧にコミュニケーションを図りながら、地域医療構想が着実に進むよう取り組んでいく。 29