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資料2 外来医療の提供体制について(2) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26864.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第10回 7/20)《厚生労働省》
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令和4年3月17日 外来機能
報告等に関するワーキング
グループ参考資料

外来医療の機能の明確化・連携
1.外来医療の課題

○ 患者の医療機関の選択に当たり、外来機能の情報が十分得られず、また、患者にいわゆる大病院志向がある中、一部
の医療機関に外来患者が集中し、患者の待ち時間や勤務医の外来負担等の課題が生じている。
○ 人口減少や高齢化、外来医療の高度化等が進む中、かかりつけ医機能の強化とともに、外来機能の明確化・連携を進
めていく必要。
2.改革の方向性
○ 地域の医療機関の外来機能の明確化・連携に向けて、データに基づく議論を地域で進めるため、
① 医療機関が都道府県に外来医療の実施状況を報告(外来機能報告)する。

② ①の外来機能報告を踏まえ、「地域の協議の場」において、外来機能の明確化・連携に向けて必要な協議を行う。
→ ①・②において、協議促進や患者の分かりやすさの観点から、「医療資源を重点的に活用する外来」を地域で基
幹的に担う医療機関(紹介受診重点医療機関)を明確化


医療機関が外来機能報告の中で報告し、国の示す基準を参考にして、地域の協議の場で確認することにより決定

患者の流れがより円滑になることで、病院の外来患者の待ち時間の短縮や勤務医の外来負担の軽減、医師働き方改革に寄与
かかりつけ医機能を担う医療機関

紹介受診重点医療機関
紹介
逆紹介

かかりつけ医機能の強化
(好事例の収集、横展開等)

病院の外来患者の待ち時間
の短縮、勤務医の外来負担
の軽減、医師働き方改革

外来機能報告、「地域の協議の場」での協議、紹
介患者への外来を基本とする医療機関の明確化

〈「医療資源を重点的に活用する外来」〉
○医療資源を重点的に活用する入院の前後の外来 (悪性腫瘍手術の前後の外来 など)
○高額等の医療機器・設備を必要とする外来 (外来化学療法、外来放射線治療 など)
○特定の領域に特化した機能を有する外来 (紹介患者に対する外来 など)

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