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資料1 外来医療の提供体制について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26195.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第9回 6/15)《厚生労働省》
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課題と論点
課題



すでに多くの二次医療圏で外来患者数が減少局面にあることから、次期外来医療計画の策定においては、今後
の人口や外来患者の動向を踏まえた、将来の地域における外来医療の提供体制に関する議論が必要。



在宅患者数や救急搬送件数等の医療機能については、高齢化の進展により、多くの地域で増加が想定されてい
ること、また、今般の新型コロナウイルス感染症への対応の経験から、発熱外来、自宅療養者への診療等に係
る体制の強化が求められていることもあり、今後診療所においては訪問診療、初期救急医療、公衆衛生対応等
の地域が必要とする医療機能を担うことが重要。



新規開業者への情報提供や地域が必要とする医療機能を新規開業者へ担うことの要請といった、外来医療計画
に基づく取組が必ずしも十分になされていない。

論点



多くの地域においては、今後外来患者数の減少が想定されており、次期外来医療計画には二次医療圏毎の人口
推計や外来患者数推計等を踏まえた、計画の策定を求めることについてどのように考えるか。



外来医療計画に基づく取組が令和2年度から進められている中、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあ
り、地域が必要とする医療機能を担う等の外来医師偏在対策の取組は必ずしも十分になされていないが、こう
した状況を踏まえ、外来医師偏在指標を含む対策の在り方や実効性の確保についてどのように考えるか。

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