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サル痘に関する情報提供及び協力依頼について(令和4年6月1日事務連絡) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
出典情報 サル痘に関する情報提供及び協力依頼について(6/1付 事務連絡)《厚生労働省》
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・ 検体の輸送に当たっては、「感染性物質の輸送規制に関するガイダンス
2013-2014 版(国立感染症研究所)」に基づき、適切に梱包・輸送を行うこ
と。
・ 本依頼により報告された症例については、後日、厚生労働省又は国立感染症
研究所から都道府県等及び医療機関等に対し、検体の送付を依頼し、感染源
等究明のための追加調査等を行うことがあるので、可能な限り、検体を6ヶ
月間保存することにご協力を頂きたい。
4)患者等及び接触者への対応
・ 患者の発生に備え、患者等の受入れや接触者の発症時の受診について、管内
の感染症指定医療機関等とあらかじめ協議を行い、受入れ体制を確保するこ
と。なお、サル痘についてはこれまで国内での発生がないことから、当面の
間、特定感染症指定医療機関又は第一種感染症指定医療機関において受け入
れを優先することが望ましい。
・ サル痘は感染症法上の4類感染症であり、感染症法に基づく入院勧告等の措
置が適用されないが、海外での感染が拡大していることを踏まえ、患者(確
定例)及び疑い例、接触者に対して、以下の感染対策について協力をいただ
くことが望ましい。
①患者(確定例)及び疑い例
・ サル痘の患者については、全ての皮疹が痂皮となり、全ての痂皮が剥がれ落
ちて無くなるまで(概ね 21 日間程度)は周囲のヒトや動物に感染させる可
能性がある。
・ サル痘については、常在国における致命率は高い一方で、非常在国における
重症化率については不明であることから、入院での管理を行うことが考慮さ
れる。
・ 入院しない場合には、以下の自宅等における感染対策*を徹底するととも
に、別紙2を参考に自身の健康に注意を払い必要に応じてフォローアップを
行うとともに、症状が悪化する場合には、受診中の医療機関とも連携の上、
受け入れ医療機関への入院について調整されたい。
・ なお、個別の対応については、適宜、厚生労働省とも協議されたい。
*自宅等における感染対策について
・免疫不全者、妊婦、12 歳未満の小児との接触を控える。
・発症中は他人の肌や顔との接触、性的接触を控える。また、サル痘につい
ては性的接触による感染が指摘されていることから、症状が消失した後も、
コンドームの着用等、性感染のリスク回避を心がける。
・他者との寝具、タオル、食器の共用を避ける。
・アルコール等の消毒剤を使用した手指衛生を行う。
②接触者
・ 別紙2を参考に、患者(確定例)又は疑い例との接触後 21 日間は体調に注意
し、接触状況による感染リスクに応じて適切にフォローアップを行うととも
に、発症時には速やかに医療機関を受診すること。

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