よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


サル痘に関する情報提供及び協力依頼について(令和4年6月1日事務連絡) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
出典情報 サル痘に関する情報提供及び協力依頼について(6/1付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

別紙2
サル痘に対する積極的疫学調査実施要領
サル痘はオルソポックスウイルス属に属する、サル痘ウイルスによる感染症である。疫学情報
や症状の経過については下記のリンクを参照されたい。
日本ではサル痘は4類感染症であり、これまで報告されたことはない。しかし、2022 年 5 月以
降、常在国からの輸入症例以外でのヒト-ヒト感染例の報告が、欧州を中心に複数の国で相次いで
いる。接触感染や飛沫感染を主体とする感染経路が考えられているが、国境を越えた交流での感
染伝播も報告されているため、今後日本においても、サル痘を疑う患者が報告される可能性があ
る。そのため、サル痘の発生に備え、迅速かつ円滑な積極的疫学調査を実施できるよう、サル痘
に対する積極的疫学調査実施要領を作成した。
(参照)
国立感染症研究所.サル痘とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html
厚生労働省.サル痘に関する情報提供及び協力依頼について
https://www.mhlw.go.jp/content/000942303.pdf
国立感染症研究所.アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第 1 報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2521-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html
用語の定義

「患者(確定例)


「無症状病原体保有者」及び「感染症死亡者の死体」
「感染症死亡疑い者の死
体」:届出基準を参照のこと
・積極的疫学調査における「疑い例」
:下記の全てを満たす者
○ 説明困難*な急性発疹**を呈している
*水痘、風疹、梅毒、伝染性軟属症、アレルギー反応等のその他の急性発疹を呈する疾患によ
るものとして説明が困難であることをいう。
**文末参考
○ 次の1つ以上の症状を呈している
・発熱(38.5℃以上)
・頭痛
・背中の痛み
・重度の脱力感
・リンパ節腫脹
○ 次のいずれかに該当する
・発疹等の発症の 21 日以内にサル痘常在国***に滞在歴があった
・発疹等の発症の 21 日以内にサル痘常在国以外のサル痘症例が報告されている国に滞在歴

12