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資料2 とりまとめに向けた追加の議論 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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委託先の範囲

調剤業務の一部の外部委託による地域医療への影響等

○ 外部委託の目的は、薬局の対物業務の効率化を通じた対人業務の推進により、患者及び地域の住民に充実し
た薬剤師サービスを提供しようとするもの。効率化、機械化を進めること自体が目的ではない。
○ 委託先の範囲に距離(地理的)制限を設けない場合、効率化・集中化により医薬品を提供する拠点が極端に
集約される可能性がある(海外でも集約化が進んでいる事例がある。)。この場合、①自然災害等に対するリス
クや、②各薬局の在庫品目の低下等により、患者・国民の医薬品へのアクセスが阻害される可能性がある。

【外部委託の委託先に距離(地理的制限)を設けない場合】

遠距離の薬局からも依頼

外部の調剤センター

1.拠点化による影響
• 火災,台風,地震,浸水等のリスク
• 市場原理による撤退判断のリスク
2.地域の薬局への影響
• 各薬局の在庫数の減少
外部委託により各薬局の備蓄品目数や備蓄量が一定程
度少なくなると考えられるが、集約化によりそれがさらに進む
のではないか。
※地域レベルの外部委託であれば、地域内での医薬品の
融通で対応可能。
• 薬局間の競争
オンライン服薬指導と外部委託の組合せにより、備蓄品
目数や備蓄量が少なくてすみ、地域の薬局は競争上、不
利になる可能性がある。
※外部委託を積極的に活用すれば、オンライン服薬指導に
特化する薬局の備蓄品目数や備蓄量は相当程度少な
くできる可能性がある。

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