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総-2費用対効果評価専門組織からの報告について (4 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74036.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第651回 6/24)《厚生労働省》 |
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の有効性が検出できなかったことと併せ考えれば、現時点においてオミクロン株流行時期のワクチ
ン接種環境下におけるニルマトレルビル/リトナビルのモルヌピラビルに対する追加的有用性は示
されていないと判断した。なお、ワクチン接種/オミクロン株流行下でニルマトレルビル/リトナビ
ルを評価した PANORAMIC 試験について、公開されていたアブストラクトに基づけば、ニルマトレル
ビル/リトナビル群の標準治療群に対する 28 日以内の入院または死亡の調整オッズ比は 1.18 [95%
信用区間 0.55–2.62]であり、統計的有意差を認めなかった。
費用最小化分析の実施
上記の通り、公的分析は現時点で利用可能なエビデンスに基づくと、ニルマトレルビル/リトナビ
ルの比較対照技術に対する追加的有用性は示されていないと判断したため、費用最小化分析を実施
した。
製造販売業者から提示された論点は以下の通りである。
追加的有用性について
合意されている比較対照技術は「標準治療」ではなく「モルヌピラビル」である。したがって、
「モルヌピラビルに対する追加的有用性の有無」を評価するべきである。公的分析の追加の SR で
新たに特定された2報の RCT は1報がデルタ株期のもの(EPIC-SR)
、もう 1 報が他剤のもの(モル
ヌピラビルの PANORAMIC 試験のフォローアップ研究)であり、本評価を中断する前と状況が何も変
わっていない。かつ、
「ニルマトレルビル/リトナビルに関する追加分析の結果」で引用されてい
る、ニルマトレルビル/リトナビルの PANORAMIC 試験の結果は The New England Journal of
Medicine (NEJM)誌にはまだ正式には公開されていない。中医協の分析ガイドラインでは、「SR の
結果、適切なものが存在しない場合、
「5.2」のプロセスに基づき、アウトカムを比較した非 RCT
(観察研究等)の SR を実施し、追加的有用性を評価する。
」と記載されている。ニルマトレルビル
/リトナビルにはモルヌピラビルに対して有意性を示した観察研究の NMA/MA が存在する。以上のこ
とから、ニルマトレルビル/リトナビルはモルヌピラビルに対して追加的有用性が示されていると
し、費用効果分析の結果によって、ニルマトレルビル/リトナビルの費用対効果の良否を評価すべ
きである。
以上を踏まえ、専門組織で議論し、追加的有用性の評価及び費用最小化分析の実施について、下記
の通り、公的分析結果が妥当であると考えられた。
今回の評価は分析中断後の再開であり、意思決定が求められる状況にあることから、公的分析
における費用最小化分析を基軸として評価を行うことが妥当である。
公的分析は利用可能なエビデンスに基づき適切に実施されており、費用最小化分析の採用は妥
当である。
PANORAMIC 試験の要旨を踏まえて評価することについて異論は無い。重症化しやすい患者に対
して使用する薬剤であり、費用対効果評価の結果によって現在の位置づけは変わらないと考え
ている。
臨床的には費用対効果評価の結果に依らず使用されるべき薬剤である。コロナウイルス感染症
においては疫学が変化しており、患者数も少なくなってきている。新たな変異株が出た際には
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ン接種環境下におけるニルマトレルビル/リトナビルのモルヌピラビルに対する追加的有用性は示
されていないと判断した。なお、ワクチン接種/オミクロン株流行下でニルマトレルビル/リトナビ
ルを評価した PANORAMIC 試験について、公開されていたアブストラクトに基づけば、ニルマトレル
ビル/リトナビル群の標準治療群に対する 28 日以内の入院または死亡の調整オッズ比は 1.18 [95%
信用区間 0.55–2.62]であり、統計的有意差を認めなかった。
費用最小化分析の実施
上記の通り、公的分析は現時点で利用可能なエビデンスに基づくと、ニルマトレルビル/リトナビ
ルの比較対照技術に対する追加的有用性は示されていないと判断したため、費用最小化分析を実施
した。
製造販売業者から提示された論点は以下の通りである。
追加的有用性について
合意されている比較対照技術は「標準治療」ではなく「モルヌピラビル」である。したがって、
「モルヌピラビルに対する追加的有用性の有無」を評価するべきである。公的分析の追加の SR で
新たに特定された2報の RCT は1報がデルタ株期のもの(EPIC-SR)
、もう 1 報が他剤のもの(モル
ヌピラビルの PANORAMIC 試験のフォローアップ研究)であり、本評価を中断する前と状況が何も変
わっていない。かつ、
「ニルマトレルビル/リトナビルに関する追加分析の結果」で引用されてい
る、ニルマトレルビル/リトナビルの PANORAMIC 試験の結果は The New England Journal of
Medicine (NEJM)誌にはまだ正式には公開されていない。中医協の分析ガイドラインでは、「SR の
結果、適切なものが存在しない場合、
「5.2」のプロセスに基づき、アウトカムを比較した非 RCT
(観察研究等)の SR を実施し、追加的有用性を評価する。
」と記載されている。ニルマトレルビル
/リトナビルにはモルヌピラビルに対して有意性を示した観察研究の NMA/MA が存在する。以上のこ
とから、ニルマトレルビル/リトナビルはモルヌピラビルに対して追加的有用性が示されていると
し、費用効果分析の結果によって、ニルマトレルビル/リトナビルの費用対効果の良否を評価すべ
きである。
以上を踏まえ、専門組織で議論し、追加的有用性の評価及び費用最小化分析の実施について、下記
の通り、公的分析結果が妥当であると考えられた。
今回の評価は分析中断後の再開であり、意思決定が求められる状況にあることから、公的分析
における費用最小化分析を基軸として評価を行うことが妥当である。
公的分析は利用可能なエビデンスに基づき適切に実施されており、費用最小化分析の採用は妥
当である。
PANORAMIC 試験の要旨を踏まえて評価することについて異論は無い。重症化しやすい患者に対
して使用する薬剤であり、費用対効果評価の結果によって現在の位置づけは変わらないと考え
ている。
臨床的には費用対効果評価の結果に依らず使用されるべき薬剤である。コロナウイルス感染症
においては疫学が変化しており、患者数も少なくなってきている。新たな変異株が出た際には
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