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○在宅(その5 )について-1 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第500回  11/26)《厚生労働省》
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新型コロナウイルス感染症に備えたステーション間の連携 事例②
○ 日常的な連携をベースとして県内の訪問看護ステーションをグループ分けし、災害発生等により訪問看護ス
テーションを閉鎖、縮小することとなった際に協力し合う体制を構築している。
長野県訪問看護ステーション連携体制フローチャート

■長野県看護協会の取組

○台風によって訪問看護ステーションの浸
水被害が発生したことを受けて、災害時
の現状や課題を検討するシンポジウムを
企画、システム構築のきっかけとなった。
○県内4ブロック(北信・東信・中信・南信)
の中に近隣のステーションをグルーピン
グする形で、合計28 グループを編成。ス
テーションを閉鎖したり、規模を縮小した
りする場合には、所属するグループリー
ダーが代わりに訪問するステーションを
決め、依頼をかける仕組み。
○訪問看護ステーション同士、訪問看護ス
テーションと看護協会や協議会との日常
的な連携をベースとして構築している。

事前準備
(全ステーション)

一時閉鎖した
ステーション

・利用者・家族へ説明し承諾書を得る
・連携するチーム内で情報共有
・訪問トリアージ (a:従来通りの訪問 b:訪問間隔を調整可能 c:一時的に休止可能)

ステーションの
縮小・一時閉鎖

報告

利用者・家族へ説明

ケアマネジャー

対象利用者の指示書依頼
グループリーダーは連携するステーションを決定
(※決定方法はグループにより異なる)
一時閉鎖等したステーション・連携ステーション・長野
県看護協会へ連絡

・保健所の指示による環境整備等
・閉鎖にいたるまでの経過確認及び評価
・職員の健康管理
・再開に向けた準備等
・状況を適宜リーダーへ報告

・連携するステーションの情
報提供
・訪問移行日
・加算の取り扱い

連携する
ステーション

一時閉鎖した
ステーション
連携ステーションへ
・対象利用者の情報提供
・指示書の写しの提供
・利用者・家族からの承諾書の写しの提供

一次的に他のステーションに
サービスを移譲する旨を報告

主治医

訪問看護ステーション
連携グループのリーダー

訪処
問置
の方
経法
過等
報の
告共
等有





連携する
ステーション
(代わりに訪問する)

保健福祉事務所

一時休止届提出

長野県看護協会

・指示書の受け取り
(指示書が作成できるまでは写しを確認)
・契約書等の手続き
※指示書・契約書等の手続きは初回訪
問日以降でもよい
・代わりの訪問が継続可能か判断し適宜
リーダーへ相談

・一時閉鎖したステーションと連携する
ステーションに必要な支援の確認・実施
・県内の訪問看護ステーションへ情報共


連携体制の評価・課題抽出
改善へ向けた検討
長野県訪問看護ステーション連絡協議会

ステーション再開
出典: (公社)長野県看護協会・長野県訪問看護ステーション連絡協議会

【出典】令和2 年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業「地域における中小規模
の訪問看護事業所の機能強化および事業所間連携の推進に関する事業」(令和3年1月調査)

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