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新たな地域医療構想策定ガイドラインに向けた日本病院会の意見について (9 ページ)

公開元URL https://www.hospital.or.jp/site/news/file/1771395940.pdf
出典情報 新たな地域医療構想策定ガイドラインに向けた日本病院会の意見について(2/18)《日本病院会》
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が現実的ではない中で、地域医療を担う主体として、地域に密着し
た中小規模の病院が果たす役割は今後さらに重要性を増すものと考
えられる。しかしながら、現在の議論は急性期拠点病院の議論が先
行し、こうした病院が担うべき日常医療、高齢者救急、在宅医療と
の連携が十分に位置づけられているとは言い難い。まずは地域の身
近な日常医療をどう維持するかを出発点とし、その医療を補完する
機能をどう位置づけるかという整理を行わなければ地域医療構想は
絵にかいた餅に終わる。併せて、地域医療構想は病院機能を介護・
在宅医療を含めた地域包括ケアシステム全体の中で位置づける必要
がある。特に高齢者救急については、医療と介護の連携不足が救急
医療逼迫の一因となっており、介護や生活分野を視野に入れた総合
的検討が地域医療構想において不可欠である。

10.国の財政的支援
地域の医療提供体制の再構築においては、病院が機能転換や縮小、
場合によっては撤退を選択せざるを得ない局面が想定される。その
際、経営的・人的・制度的な支援なくして方向転換を求めることは
現実的でない。財政支援、人的再配置、診療報酬上の配慮等を含め、
国・自治体が一体となって病院の機能転換・撤退を支える仕組みの
構築が重要である。
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