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新たな地域医療構想策定ガイドラインに向けた日本病院会の意見について (7 ページ)

公開元URL https://www.hospital.or.jp/site/news/file/1771395940.pdf
出典情報 新たな地域医療構想策定ガイドラインに向けた日本病院会の意見について(2/18)《日本病院会》
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8.ガイドラインの設計と地域医療構想調整会議の機能強化
ガイドラインは、地域の創意工夫を阻害しない「柔軟(穏やか)
な設計」とすべきであり、救急車の受け入れ台数、地域のシェア率
等の単一の数値指標を過度に重視した画一的・要件化された運用は、
人口構造、医療介護資源、患者動線等が多様な地域医療の現場を尊
重しないものである。数値はあくまでも参考として位置づけ、定性
的な機能評価や地域での合意形成を重視する設計が不可欠である。
地域医療構想は国から押し付けられてやむなく実施するものでは
なく、地方行政、医療関係者、地域住民がその必要性と方向性に理
解納得するプロセスがあって初めて実効性を持つものと考えられる。
ガイドラインには、この「納得形成」を重視する姿勢を明確に位置
づけるべきである。
地域医療構想調整会議が機能不全に陥った背景には、リーダーシ
ップ不足に加え、NDB データ等の客観的データを活用して各医療機
関が担っている医療内容を可視化・提示したうえで、データに基づ
く実質的な協議が行えなかったことがある。また圏域にある個々の
医療機関が個々に対応することには限界があることから、圏域全体
を一つのメディカルエリアと捉えて、圏域内の医療機関が役割分担
と連携を前提として、人の柔軟な活用、医療機能補完等を可能とす

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