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○個別事項(その4)について-7-2 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00120.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第497回  11/17)《厚生労働省》
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慢性維持透析患者のリハビリテーションに係る課題と論点
・ 透析患者数は令和元年12月時点で、約34万人であり、年々増加傾向にある。また、平均年齢は約70歳であり、
年々上昇傾向である。
・ 透析患者は、定期的な透析のため、臥位となっている時間が通常より長いとの指摘がある。透析患者の運動耐
容能はCOPDや心疾患患者と同程度に障害されているとの報告がある。
・ 透析患者について、運動を行わない場合、生命予後に影響する、との報告がある。
・ 一方、CKDを有する透析患者に対する運動は、様々な効果があることが指摘されている。具体的には、降圧薬必
要量の減少や低栄養・炎症・動脈硬化(MIA)症候群の改善、透析効率の改善がある。
・ 「腎臓リハビリテーションガイドライン2018 年版」(日本腎臓リハビリテーション学会)において、透析患者
に対する、透析中の具体的な運動療法の内容が示されている。

⃝ 慢性維持透析患者に対して、血液透析中に運動療法を実施・指導されている場合があることを踏まえ、評価の
在り方について、どのように考えるか。

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