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2016年_全国がん登録5年生存率報告書 (27 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68515.html |
| 出典情報 | 「2016 年全国がん登録生存率報告」の結果について(1/14)《厚生労働省》 |
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2) 進展度別年齢調整 5 年純生存率
進展度別の 5 年純生存率を示す(表 4)。限局で診断されたがんでは、胃で 90.8%、大腸
(直腸・結腸)で 91.6%、肝及び肝内胆管で 51.1%、肺で 77.4%、女性乳房で 98.4%、子
宮で 93.9%、前立腺で 105.3%となっていた。一方、遠隔転移まで進行すると、胃で 6.0%、
大腸(直腸・結腸)で 17.0%、肝及び肝内胆管で 2.5%、肺で 9.4%、女性乳房で 40.1%、
子宮で 21.0%、前立腺で 53.0%となっていた。
3) 年齢階級別 5 年純生存率
AYA・成人(15 歳以上)について、性別・年齢階級別 5 年純生存率の最大値と最小値の差
を示した(表 5)。多くの部位で年齢階級を追うごとに生存率は低くなっていたが、前立腺で
は若年の生存率の方が低く、皮膚がんでは全年齢階級でほとんど生存率が変わらなかった。
男では結腸、乳房、食道及び前立腺、女では乳房、結腸でも年齢階級による生存率の差は小
さかった。一方、男では白血病、脳・中枢神経系、悪性リンパ腫及び多発性骨髄腫、女では
卵巣、白血病、脳・中枢神経系で差が大きかった。年齢階級による生存率の差は、多くの部
位で、男に比べて女の方が大きかった。
4) 罹患数、登録精度、生存率集計対象数
罹患数、登録精度、生存率集計対象者数を示した(表 6)
。罹患数の総計は 1,153,828 件
であった。そのうち、死亡情報のみの登録(DCO)31,897 件で全体の 2.8%、悪性腫瘍以外
132,492 件(11.5%)、診断時年齢不詳及び 100 歳以上 1,512 件(0.1%)、性別不詳 9 件(0.0%)
を除外して、集計対象とした。これらの除外基準は、症例によっては重複して当てはまるも
のがある。この結果、生存率集計対象は 988,985 件(本集計時点での上皮内がん等を含む
2016 年の罹患数の 85.7%)であった。このうち、小児の対象者は 2,148 件であった。
5) 診断から 5 年後の予後状況
診断から 5 年の予後を示している(表 7)。全国では 52.8%の患者が 5 年後に生存してお
り、最も高い 55.2%から、最も低い 49.2%まで、ばらつきの範囲は 6 ポイントであった。
2. がん生存率都道府県一覧基本集計表(正表)
都道府県一覧正表(表 8~32)は、がん生存率を、集計部位ごとに、都道府県の一覧表と
して提示することで、各地域のがん罹患データの精度やがん罹患に影響をあたえる要因の
偏在の観察に活用できる。
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進展度別の 5 年純生存率を示す(表 4)。限局で診断されたがんでは、胃で 90.8%、大腸
(直腸・結腸)で 91.6%、肝及び肝内胆管で 51.1%、肺で 77.4%、女性乳房で 98.4%、子
宮で 93.9%、前立腺で 105.3%となっていた。一方、遠隔転移まで進行すると、胃で 6.0%、
大腸(直腸・結腸)で 17.0%、肝及び肝内胆管で 2.5%、肺で 9.4%、女性乳房で 40.1%、
子宮で 21.0%、前立腺で 53.0%となっていた。
3) 年齢階級別 5 年純生存率
AYA・成人(15 歳以上)について、性別・年齢階級別 5 年純生存率の最大値と最小値の差
を示した(表 5)。多くの部位で年齢階級を追うごとに生存率は低くなっていたが、前立腺で
は若年の生存率の方が低く、皮膚がんでは全年齢階級でほとんど生存率が変わらなかった。
男では結腸、乳房、食道及び前立腺、女では乳房、結腸でも年齢階級による生存率の差は小
さかった。一方、男では白血病、脳・中枢神経系、悪性リンパ腫及び多発性骨髄腫、女では
卵巣、白血病、脳・中枢神経系で差が大きかった。年齢階級による生存率の差は、多くの部
位で、男に比べて女の方が大きかった。
4) 罹患数、登録精度、生存率集計対象数
罹患数、登録精度、生存率集計対象者数を示した(表 6)
。罹患数の総計は 1,153,828 件
であった。そのうち、死亡情報のみの登録(DCO)31,897 件で全体の 2.8%、悪性腫瘍以外
132,492 件(11.5%)、診断時年齢不詳及び 100 歳以上 1,512 件(0.1%)、性別不詳 9 件(0.0%)
を除外して、集計対象とした。これらの除外基準は、症例によっては重複して当てはまるも
のがある。この結果、生存率集計対象は 988,985 件(本集計時点での上皮内がん等を含む
2016 年の罹患数の 85.7%)であった。このうち、小児の対象者は 2,148 件であった。
5) 診断から 5 年後の予後状況
診断から 5 年の予後を示している(表 7)。全国では 52.8%の患者が 5 年後に生存してお
り、最も高い 55.2%から、最も低い 49.2%まで、ばらつきの範囲は 6 ポイントであった。
2. がん生存率都道府県一覧基本集計表(正表)
都道府県一覧正表(表 8~32)は、がん生存率を、集計部位ごとに、都道府県の一覧表と
して提示することで、各地域のがん罹患データの精度やがん罹患に影響をあたえる要因の
偏在の観察に活用できる。
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