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総-2個別事項について(その18)医療DX (22 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67618.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第637回 12/19)《厚生労働省》 |
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処方箋種別ごとの電子処方箋システム対応薬局における業務の流れ
○ 電子処方箋システムを導入している薬局において、いずれの処方箋種別を受け付けた場合においても調剤結果登
録を行うことで、電子処方箋管理サービス上での即時性の高い薬剤情報の共有・閲覧が実現される。
処方箋(紙)
①受付
②処方入力
引換番号付き紙処方箋
• 患者がマイナ保険証又は資格確認書を用いて受付する。
• 薬局システムへ処方内容を入力。 • 顔認証付きカードリーダーまたは引換番号により処方内容を取り込み。電子処
※処方箋に二次元コードが印字され、
方箋管理サービスで処方箋内容の形式不備チェックされた情報を取得できる。
薬局が読み取り対応可能な場合は処
• 処方内容取り込み時に重複投薬等チェックが自動でかかり、その結果の取込が
方情報の読み取り可能。
可能。また医療機関の記録によって、処方意図も取り込んだ上での以後の対応
が可能。
• 処方入力データをもとに手動で重
複投薬等チェックを実施。
③処方監査
電子処方箋
• 上記の自動の重複投薬等チェックに加え、手動で重複投薬等チェックが可能。
• お薬手帳やオンライン資格確認等システムの薬剤情報等の確認(直近の薬剤情報の取得も可能)
※お薬手帳情報がない場合にも直近の薬剤情報確認が可能で、患者の聞き取り手間を削減、より高度な薬学的管理が可能。
④疑義照会
• 処方内容に関して疑義がある場合は、患者に確認し、医療機関に疑義照会を行う。
⑤最終監査
• 調剤した薬剤と処方内容が一致しているか確認する。
⑥服薬指導・会計
• 薬剤情報提供書に基づき、服薬指導を行い、お薬手帳を返却する。
⑦調剤録作成
• 調剤録を作成。
⑧薬歴作成
• 服薬指導で確認した服薬状況・相談内容等を踏まえて、薬歴を作成する。
⑨処方箋の処理
• 調剤済みの旨、調剤年月日等を記入し、記名押印又は署名
• 電子署名
• 電子処方箋管理サービスへの調剤結果登録
⑩調剤結果登録
※これにより、各薬局で調剤された薬剤情報が即時に施設を跨いで閲覧可能。重複投薬等チェックの参照データともなる
ことで、チェックの実行性向上(重複・併用禁忌アラート検知数向上)
※都度の調剤結果登録も可能だが、ネットワーク負荷がかかることによって、薬局によっては始業前や終業時に一斉登録
が必要。場合によっては、処理完了まで確認しないと終業できない。
※ 青字部分は、電子処方箋システムにより、医薬品の適正使用の推進や患者の医療安全向上につながるもの。
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○ 電子処方箋システムを導入している薬局において、いずれの処方箋種別を受け付けた場合においても調剤結果登
録を行うことで、電子処方箋管理サービス上での即時性の高い薬剤情報の共有・閲覧が実現される。
処方箋(紙)
①受付
②処方入力
引換番号付き紙処方箋
• 患者がマイナ保険証又は資格確認書を用いて受付する。
• 薬局システムへ処方内容を入力。 • 顔認証付きカードリーダーまたは引換番号により処方内容を取り込み。電子処
※処方箋に二次元コードが印字され、
方箋管理サービスで処方箋内容の形式不備チェックされた情報を取得できる。
薬局が読み取り対応可能な場合は処
• 処方内容取り込み時に重複投薬等チェックが自動でかかり、その結果の取込が
方情報の読み取り可能。
可能。また医療機関の記録によって、処方意図も取り込んだ上での以後の対応
が可能。
• 処方入力データをもとに手動で重
複投薬等チェックを実施。
③処方監査
電子処方箋
• 上記の自動の重複投薬等チェックに加え、手動で重複投薬等チェックが可能。
• お薬手帳やオンライン資格確認等システムの薬剤情報等の確認(直近の薬剤情報の取得も可能)
※お薬手帳情報がない場合にも直近の薬剤情報確認が可能で、患者の聞き取り手間を削減、より高度な薬学的管理が可能。
④疑義照会
• 処方内容に関して疑義がある場合は、患者に確認し、医療機関に疑義照会を行う。
⑤最終監査
• 調剤した薬剤と処方内容が一致しているか確認する。
⑥服薬指導・会計
• 薬剤情報提供書に基づき、服薬指導を行い、お薬手帳を返却する。
⑦調剤録作成
• 調剤録を作成。
⑧薬歴作成
• 服薬指導で確認した服薬状況・相談内容等を踏まえて、薬歴を作成する。
⑨処方箋の処理
• 調剤済みの旨、調剤年月日等を記入し、記名押印又は署名
• 電子署名
• 電子処方箋管理サービスへの調剤結果登録
⑩調剤結果登録
※これにより、各薬局で調剤された薬剤情報が即時に施設を跨いで閲覧可能。重複投薬等チェックの参照データともなる
ことで、チェックの実行性向上(重複・併用禁忌アラート検知数向上)
※都度の調剤結果登録も可能だが、ネットワーク負荷がかかることによって、薬局によっては始業前や終業時に一斉登録
が必要。場合によっては、処理完了まで確認しないと終業できない。
※ 青字部分は、電子処方箋システムにより、医薬品の適正使用の推進や患者の医療安全向上につながるもの。
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